見出し画像

夫婦で歩くシャンパニュー歴史散歩5-2-1/オーヴィエ村の一日でどう観て歩くか

https://www.youtube.com/watch?v=ksYeNW1_-Co

Hautvillerはオーヴィレール村か、オーヴィエ村かというと・・発音に近ければオーヴィエだね。オーヴィレールという訳語なのは最初に翻訳した人がそう書いちゃったから・・なだけ。ただ公式な日本語はオーヴィレールなってるので、修道院にだけはオーヴィレールという訳語を使った。あとは、オーヴィエ。

さて、このオーヴィエ村Hautvillersをどう見て歩くかは、一泊する否かで大きく変わってしまう。
オーヴィエ村へ行く主目的がオーヴィレール修道院Église abbatiale Saint-Sindulphe d'Hautvillersの訪問ならば、日帰りで十分だ。なのでまず、日帰りの話から始めたい。

僕はTAXI/VTCでの移動をお勧めしている。出発はエペルネーからだ。
日帰りならば、ぜひエペルネー出発を午前中にしたほうがいい。まずオーヴィエ観光案内所を目指してほしい。
Intercommunal Tourist Office of Hautvillers(10 Pl. de la République, 51160 Hautvillers)
http://www.tourisme-hautvillers.com/
観光案内所は朝9時半(冬は10時)開始なので、これに合わせるといい。


幾つかのツアーが常時開催しているので、これに参加するのもいい。参考にするのもいい。
時間は長いものも短いものもあるから、要検討である。
ここの利用の仕方としては、ひとつツアーを選ぶ、そして空いた時間は自分で村を歩くという方法だ。
ツアーしすべてこの観光案内所まで戻ってくるので、昼食なしのツアーだったら斜め前に➁Café d'Hautvillers(2 Pl. de la République, 51160 Hautvillers)がある。
https://www.facebook.com/CafeHautvillers/
建物は16世紀ころに作られた修道女の家だったそうだ。
https://www.facebook.com/CafeHautvillers/

ここで遅い昼食を済ませて、③オーヴィレール修道院(21 Rue de l'Abbaye, 51160 Hautvillers)へ向かう。しかし隣接する教会は入れるが、修道院には入れないことを心しておこう。実は、オーヴィレ修道院の大部分は、モエ・エ・シャンドン社の私有地なのだ。Propriete Priveeと書かれている。だから④聖サンデュルフ教会Église abbatiale Saint-Sindulphe d’Hautvillers(21 Rue de l’Abbaye, 51160 Hautvillers)には寄ろう。
教会に入ると祭壇の前に黒い墓石が床に埋め込まれているので注目してほしい。これがドン・ルイナール修道士の墓である。そしてその黒い墓石と共にドン・ルイナールの自筆の彫刻がある。

帰りにドン・ペリニオンの墓地に参拝した後、⑤21 Rue de l’Abbaye, 51160 Hautvillersにある彼の銅像の前で写真を撮るといい。
そのまま村中心部に歩くと・・気が付くと思う。村にある店舗の看板の多くがオシャレにデザインされているのだ。どんな商いをしているかを絵やオブジェで表してすぐさま判るようになっている。全部で40余りあるそうだ。
まだ時間があって何れかに寄るならば➅Champagne Fernand Lemaire(88 Rue des Buttes, 51160 Hautvillers)がいいかもしれない。
http://www.champagne-fernand-lemaire.com/
並んである⑦Champagne Vincent Bliard(14 Rue des Buttes, 51160 Hautvillers)はBIOを目指している。家族経営の素敵なところだ。

それと。観光センターへ向かうドン・ペリニヨン通りに⑧La Maison des Champard'isesという酒屋がある。
https://hautvillers.fr/vie-quotidienne/entreprises/327-la-maison-des-champard-ises
ここは地元のシャンパンをひと揃え持っているので、歩かなくても此処で買えてしまう。シャンパンは重いからね。12本程度がもてる限界だから、一社一本ずつ買うなら此処を利用すると良いと思う。


無くてもいいような話ばかりなんですが・・知ってると少しはタメになるようなことを綴ってみました