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夫婦で歩くプロヴァンス歴史散歩#39/タン・エルミタージュ02

https://www.youtube.com/watch?v=X1O6LKO3d_4

事前に、ホテルからディナーの良い店を紹介してもらった。近くが良いが・・と相談したら「Tournon-sur-Rhôneなら此処がお勧めです」と言われた。サン・ジョセフ通りにあるLe Cerisier(1 Rue Saint-Joseph, 07300 Tournon-sur-Rhône)という店だ。19:30で予約してもらった。
https://www.lecerisier-restaurant.fr/
調べてみるとミシュランのピルグルマンだった。嫁さんは喜んでいた。予約を早い時間にしたのは、寂しい商店通りを歩いて帰りたくなかったからだ。距離はそんなに遠くはない。

荷物を部屋に置いた後、少し休んで夕方7時ころホテルを出た。ルートは、来た時に通ったポールㇲヴァン広場Pl. Paul Sevinから商店が並ぶグラン通りGrand Rueへ右に曲がった。目の前T字路正面にある店ARASACは美容室だろうか?右側の通りには、地元の為の商店通りがずらりと並んでいた。建物は何れも三階建てで職住一致なのかもしれない。店舗は、ピアス屋さん/雑貨屋さん/子供服/化粧品など、幾つかお土産屋もあった。Le PTit Gourmand(42 Grande Rue, 07300 Tournon-sur-Rhône)という焼き菓子/サンドイッチ屋さんが有った。いかにも周辺の人たちが普段使いする店だった。
道を歩く人も、時間が夕方だからか、観光客らしき人の姿はほとんどいない。土地の人たちが散策している姿ばかりだった。
僕らもゆっくりと一つ一つの店を見ながら散策した。ちよっと先の四つ角で交差しているガブリエル・フォール通りRue Gabriel Faureこれを右折して直進。少し行くと道は大きく左へ曲がるが、そのまま細い路地を直進。ホテルで地図を貰っておいたからすぐに分かった。角にあるL'ART DES CHIENS/Salon de Toilettageというドッグショップが目印とのこと。間の細い道を抜けたところがジャン・ジョレス通りPl. Jean Jaurèsこれを左へ進む。その少し先のサン・ジョセフ通りRue Saint-Josephにレ・セルシェLe Cerisier(1 Rue Saint-Joseph, 07300 Tournon-sur-Rhône)は在った。意外と判りやすかった。むホテルからのんびり通りを歩いても15分あれば到着する。僕らの到着は少し早めになった。

https://guide.michelin.com/jp/ja/auvergne-rhone-alpes/tournon-sur-rhne/restaurant/le-cerisier
ミシュランはこう書く「モダンなインテリアのこの小さなレストランのメニューは、ボリュームたっぷりで気取らない料理と、季節の変化に合わせてさまざまな食材を使った特製パテ・アン・クルートを期待して食欲をそそります。キッチンでは夫婦が働いており、アルデーシュ産のマスなどの地元の食材を使ったおいしい料理を準備しています。デザートは特に細心の注意を払っており、洋梨のポーチド ホットワイン添え、バニラとスペキュロスのトライフル、洋梨のシャーベットなどです。素晴らしいワインリスト(600 ラベル)にはグラスワインも厳選されています」

料理は僕が好きなトラッドなフレンチで好感が持てる。オーナーご夫妻がお迎えに出てくれた。実はその夜、結婚35周年のお祝いを兼ねてのディナーだったので、Plaque de message pour anniversaire de mariageをお願いしておいたのだ。お二人からお祝いの言葉を頂いた。最初にグラスでシャンパンを頂いた後、城はエルミタージュブランにした。Paul Jaboulet AineのHermitage La Chapelleを選んだ。

ただし赤は嫁さんの好みで、シラーではなくブルゴーニュ・ピノにした。
やはりシラーの重さは、今いちお好みではないようだ。ブルピノも早呑み派だからね。長期熟成型はいつも敬遠される。・・それでもエルミタージュブランは合格点らしい。美味しいわと言いながら呑んでくれた。


無くてもいいような話ばかりなんですが・・知ってると少しはタメになるようなことを綴ってみました