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夫婦で歩くブルゴーニュ歴史散歩1-6-13/ディジョン#13

https://www.youtube.com/watch?v=bItL48XeoKU

バルゼ広場Pl. du Bareuzaiあたりを散策していた。此処のRestaurant XII(26 Rue Musette, 21000 Dijon)は、よく朝食に訪ねるレストランだ。小さいカルーセルが人を集めていた。
「ボーヌ行きのバスは午後2時半の次は5時半よね」
「ん。そうだ5時40分だ」
「だったら市場の傍のレストランでお昼しない?まだやってると思うわ」
Grill & Cow(2 Rue Claude Ramey, 21000 Dijon)
http://www.restaurant-grillandcow.com/
Le 314 - Les Restaurants Nicolas Pierre(18B Rue Odebert, 21000 Dijon)
http://www.lesrestaurantsnicolaspierre.com/
Q Bistrot Dijon(6 Rue Quentin, 21000 Dijon)+33380301505
Brasserie des halles(8 Rue Quentin, 21000 Dijon)+33380500606
Chez Copains(10 Rue Quentin, 21000 Dijon)+33380402010
⑤Gina(18 Rue Odebert, 21000 Dijon)
http://www.restaurant-gina.com/
DZ’envies(12 Rue Odebert, 21000 Dijon)
http://www.dzenvies.com/
Peppuccio(Rue Odebert, 21000 Dijon)+33380499509
⑧Côté Sushi Dijon(18 Rue Odebert, 21000 Dijon)
https://cotesushi.com/
Version Latine(16 Rue Odebert, 21000 Dijon)
http://www.versionlatine.com/
Rôtisserie Les Halles(4 Rue Odebert, 21000 Dijon)333380302153
La Gargouille(4 Rue Odebert, 21000 Dijon)+33380306501
嫁さんは④Chez Copainsを選んだ。スタンダードな地元っぽいフレンチだった。

食事のあと、ほとんどの店が閉店している市場の中を抜けて、駅に向かって歩いた。途中で念願のスタバStarbucks(61 Rue de la Liberté, 21000 Dijon)に寄った。持ち帰りでベンティを頼んだ。dijonのコーヒーカップを買った。
「それ、持ってるでしょ」と嫁さん。
無視して買った。

ボーヌ行きのバスLR113はディジョン駅前のロータリーにある。名前は「DIJON Gare de Dijon-Ville」夕方だからか・・待っている人が割と多かった。
【06:30 07:35 08:40 11:40 12:30 14:30 17:40 19:05】
車上1時間14分である。
我々は並んで座った。席は右側シートにする。左だと川側を向いているので、村の起伏が分かりにくい。さすがにこの時間からバスに乗る観光客は僕らだけだった。
「バスの大きさも114より大きいのね」嫁さんが言った。
「114はボーヌまで走ってないのよね」
「ん。途中まで。時間によっては途中下車なしの路線もあるが・・それなら列車で十分だから、これで来た式のことをおもいだしつつボーヌへ戻ろう」
「りょうかい。でも私、少し寝る。くたびれたわ」
「はいはい。あとで起こすよ」
バスは少し走ると、Av. Jean Jaurèsを通って運河を渡る。この道がそのままD947ボーヌ通りになる。しかし道からはまだまだ畑の姿は見えない。左右にならぶ建物が消えるのはROUTE DES GRANDS CRU/SuiversMARSANNAY LA COTE cCENTREの看板が見えたあたりからだ。そして逆T字路シャロン通りを越えたあたりから本格的に左右ともワイン畑になる。クシェ村Coucheyの畑だ。COUCHEY CROISの駅までは20分程度だろうか。次のFIXIN CROISでは乗降客が割といた。横を見ると・・嫁さんはすっかり寝込んでいた。

すぐにGevrey-Chambertinへ着いた。嫁さんを起こそうかと思ったが・・やめた。西日がゆっくりと遠くの丘陵の後ろへ沈み始めようとしている。COTE D'OR黄金の畑だ。撓に葡萄が実るころは本当に黄金色に染まるのだろう。
サンドニの村が右奥に見えるころ道路左側にも幾つかの家並みが出てきた。サンドニはD974を跨がる村だ。右側にも⑫Domaine SCHMITT(27 Rue des Jardins, 21220 Morey-Saint-Denis)
Domaine Arlaud Père Fils(41 Rue d'Epernay, 21220 Morey-Saint-Denis)がある。

次に現れるヴージョVougeot村は、村の大半がD974の右側にある。ヴージュ川に沿って長く広がる村だ。しかし幾つかあるドメーヌは流石にD974より右にある。
Domaine Bertagna(16 Rue du Vieux Château, 21640 Vougeot)
http://www.domainebertagna.com/
Château de la Tour-Clos de Vougeot(Rue de la Montagne, 21640 Vougeot)
http://chateaudelatour.com/
Château du Clos de Vougeot(Rue de la Montagne, 21640 Vougeot)だ。

そしてVosne Romaneeに辿り着く。最初のバス停はVosneRomanee Nord。D746畑の真ん中にポツリとある。実は此処で乗り降りする人がいる。おそらく近くで働いている方だろう・・そう思った。次がVosneRom. Pte Auberg。ここを出ると村影は消えてまた左右は畑だけになった。右側奥に黒い鬱蒼とした丘陵が見えるが、夕やみでただの影にしか見えなくなっていた。

ニュイ=サン=ジョルジュNuits-Saint-Georgesにはいると、幾つもの人家がD974の周囲に現れた。村を越えてムサン川を渡るとまた周囲は葡萄畑になる。夕闇に暗くなって家の灯りかポツリポツリと丘の上に見えるだけになった。
D947に繋がる⑰Domaine Jacques-Frederic Mugnier(Clos de la Maréchale, 21700 Premeaux-Prissey)の門も夕闇に沈んで車のヘッドライトが当たるときだけ隠炎のように見えた。
http://www.mugnier.fr/
D24を下に交差するあたりからワイン畑は姿を消した。
「そろそろだよ」僕は嫁さんを起こした。
寝ぼけ眼で窓の外を見た嫁さんが言った。「もう村は行ったの?」
「ん。あと2~3分でBEAUNE Jules Ferryだ」
「ん~寝ちゃうと早いわね」
BEAUNE Jules Ferry到着は18:54だった。
【07:47 08:53 09:53 12:49 13:41 15:43 18:54 20:12】
ホテルまではここからは10分程度。
「ん~小旅行から戻った!という感じね」


無くてもいいような話ばかりなんですが・・知ってると少しはタメになるようなことを綴ってみました