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フルートで「今日、もしかして絶不調の日?」と思ったら

2020.12.13(日)、家でフルートを吹いたら、しばらくぶりの”絶不調の日”でした。
でもその日のうちに克服したので、私信として残します。

絶不調の日は具体的には、
・音がカスカス
・跳躍ができない(音が外れる)
・小さい音が出せない(高音をデクレッシェンドした先で音を保てない)
などの症状が出ます。

最初の吹き始めは「気のせいかな?」と思うのだけど、そうではない。
「楽器のせいかな?」と思うけど僕の場合、ほぼ確実に自分のせい。(と思うことにしている。本当に楽器を調整に出すべきときもあるけど。)
ただ、その時に自分の何が悪いのかよくわからず、すぐに直せないから絶不調。
アンブシュアを変えてみたりするけど、ダメなんですよね、なぜかね。

そんなときは、諦めずとにかくいろいろ試す。これに限る。
・身体と顔のストレッチをする
・部屋の温度を適温にする(特に寒い日の場合。楽器も温める)
・立って吹く、座って吹く
・リップロールする ぷるぷるぷるぷる(最近できるようになった!)
・別のフルートを吹く、別の頭部管で吹く(複数持ってると、こういう時に役立つ)
・初心にかえって頭部管だけで吹く
・比較的きれいに出る音(Hとか)から広げていく=初心にかえってソノリテ
・いろいろ試す途中で一旦休む、面白い動画とかを観る、心の通った人とキャロットラペについて話す
などなど。

ちなみに、この日に一番効果があったと感じたのは、最後のやつです。
絶不調の日は決まって、
「こんなスッカスカの音しか出ないなら死んだほうがましだ」
「もし本番で絶不調の日が来たらどうしよう」
などと、ネガティブになってしまい、どつぼにはまるので。
心と身体のリラックスが、やはり大事だと思う。

高校時代、毎日吹いてたときは、もっと頻繁にあったなぁ、絶不調の日。
今すぐフルートを叩き折って、音楽室から飛び降りて死んでやろう!とよく思いました。
好きな楽器を仕事にしている人は本当に尊敬します。

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