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猫田による猫田のための、逆立ち。

我が身だけで逆立ちを
できるようになりたいと、
思い始めてはや一年と数ヶ月。

壁に向かって逆立ちはできる。
少なくとも1年前はできた。

今は自分の家に、
逆立ちできるだけの広い壁と、
助走をつけるだけの広いスペースがない。

だから逆立ちできるかできないか、
判別するすべすらない。

もし仮に、
今もできるものとして、
壁なしで逆立ちができるようになりたい。

自分の腕だけでバランスが、
取れるだけのポテンシャルが欲しい。

あと広いスペースが欲しい。
勢い余って倒れても、
床以外のものにぶつけないだけのスペースが欲しい。

さらには人目をはばからない精神か、
逆立ちが許される人的環境が。

…障害が多い!

大きくなってから逆立ちを習得しようとすると、
障害が多い!

逆立ちを習得したい。
そのための環境を得たいと思うなら、

幼少の時期に体操クラブに入るか、
小学生のうちに体育館を使うか、
中学生のうちに体育館を使うか、
高校生のうちに体育館を使うか、
大学生で体育館を使いに行くか、
近所の市民体育館を借りるか、
劇団に所属して稽古場を使うか、
公共の貸しスペースを借りるか、
しかないぞ!

…以外と選択肢が多い!

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