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2024年7月ボドゲプレイレポ

プレイ記録


タイトル数:24
プレイ回数:26
梅雨開けた途端の連日猛暑がヤバかったですね。現在進行形ではありますが。
暑いからマスクを外すようになったら、今度は夏風邪がやってきて、エネルギー奪われまくっています。マスクしときゃよかった。

7月はいつもよりかなり控えめ。
フィジカルもメンタルも大分ダウンしたのと、ボドゲ以外の用事が立て込んだためです。

とはいえ、久々にボドゲもする友達に会ったり、ボドゲ友達と縁日会で屋台飯作って楽しんだりと充実はしておりましたよ。

相席イヤイヤ期

振り返ってみて、ボドゲで繋がりを増やすことができた大きな要因は、相席での人との交流によるところが大きかったです。
今や馴染みのお店への来店回数が300回を超えているわけですが、通い始めた当初は、自分が抱えている障害により人との交流を苦手としていることも含めて、認知行動療法というつもりでトレーニングがてら積極的に交流の場に飛び込むのが主な目的の一つでした。

おかげで、気心の知れた仲間や、信頼関係を深められた人たちも多くできました。
反面、合わないと感じる人や場面もどうしても出てくるわけで、ある意味これがトレーニングの主たるところなんですが、その時のメンタル次第で対処できたりできなかったり難しいですね。

その対処が難しいタイミングというのがしばらく続いたため、お店での相席は避けがちでした。
そういう時は、話せる人には気兼ねなく「相席イヤイヤ期入りました」と伝えています。
ボードゲームってどうしても人付き合いが避けられない趣味ですから、伝えられる相手や伝えることができるようになったのは成長でしょうか。

ツカナ諸島の小径

海外版を遊ばせてもらって気に入っていた作品が、ついに日本語版発売ということで手に入れました!
日本語版は拡張入りなので、待っていた甲斐がありました。

村から名所を回れるように道を引くのが目的です

ジャンルはフリップ&ライトの紙ペンゲームです。
ツカナ諸島を舞台に、観光のための道を引いて、名所を回れるようにルート構築をしていきます。

準備として、アルファベットの並びが描かれたカードを用意し、各プレイヤーはシートの〇の中にカードを参考にアルファベットを記入していきます。
これが「村」に当たるもので、プレイヤーは被らないように順番に記入位置をずらして書き入れていきます。
「名所」は陸地に描かれたモニュメントやモンスターなどが描かれたマスを指します。

後は、地形カードを2枚めくってシートに道を引いていきます。
地形カードは砂地・森林・岩場・湖・オールマイティの5種類があり、地形毎に枚数に差があります。
引いた2枚の地形カードと同じ組み合わせとなる地形の間に線を描き加えて道を引いていきます。

道は該当する場所であればどこから線を引いてもらってもいいのですが、各名所は村へ道が続いて初めてカウントされます。
アルファベットの同じ村同士を道で繋いでも点数を獲得できます。
名所をカウントされたことでボーナスとして点数や自由に道を引くことができたりします。
上手く連鎖させれば、村同士を道で繋げることも容易いです。

地形カードは山が残り1枚になった時点で途中決算が入ります。
繋げた名所に応じた点数を計算し、再び地形カードをシャッフルして後半戦です。
2巡目の地形カードもめくり終えたら、名所の点数を計算し、村点数やボーナス点を総計して点数勝負です。

ちなみに、画像はフェリー拡張マップです。
道ボーナスの出るタイミングや島の周りにあるフェリーが新要素として用意されていました。
基本も含めて裏面は3ラウンド形式のマップになっていて、その分島の大きさが広くなっています。

最終的にいろいろ道が繋がっていくので面白いのですが、序盤のルート構築がなかなか難しく、計画立てが大変でした。
ボーナス点は早取り要素なので、他人と違うことをしないと出し抜けなかったりするので、戦略も適度にあり、繰り返し遊べて良いゲームです。

ツカナビルダーズ

小径と同時に日本語版が発売された、ツカナ諸島シリーズ。

舞台は同じものの、道を作る目的がちょっと違います

今度のツカナ諸島は、火山の噴火に見舞われます。
島の動物たちを対応する小屋まで導くために道を引くのが目的です。
より多く動物を助け、目標を成し遂げて、点数を稼いでいきます。
小径では紙ペンでしたが、ツカナビルダーズではタイル配置になっています。

個人ボードに個人差はなく、初期配置もランダムとは言え全員同じようにセッティングします。
道タイルは裏向きにして混ぜておきます。
小径と違い、準備の段階では全く同じ条件ですが、ゲームが始まると人と大きく流れが変わっていくことになります。

地形カードを1枚めくり、全プレイヤーが描かれた地形と同じ場所にタイルを配置することになります。
ただ、道タイルは裏向きにされている中ランダムで1枚獲得するので、全員が同じタイルというわけではないですし、個人ボードには同じ地形が複数あるため、選び取ったタイルをどこに配置するかはプレイヤーによって異なってきます。

小屋は赤青黄の3色2つずつあり、タイルやボードには色に応じた動物たちが描かれています。
各動物たちを対応する小屋へ道を通って入れるように上手くタイルを配置する必要があります。
パッケージにも描かれているオオハシだけは、どの色の小屋に繋げても良いです。
とはいえ、タイルの形は様々、得点源となる動物たちも全てを対応する小屋へ繋げることは難しいので、とても悩ましいです。
ラウンド毎に1回ずつ使えるワイルドカードもあり、指定されている地形によらず好きな場所に配置できる機会を作れるので、上手く活用すると良いです。

地形カードは12枚全てめくられると、前半の得点計算が行われます。
各小屋毎に対応する動物が何匹繋がっているかを確認します。
一匹あたり1点ですが、同じ動物が複数の小屋に入れる状況であればダブルカウントされます。
オオハシはどの色でもいいので、繋がる小屋が多いほど何度もカウントされます。
得点ボードには色毎のトラックがあるため、各色それぞれ得点を記録していきます。

得点計算が終わると、2ラウンド目が始まります。
既に置かれたタイルは継続されるので、ここからさらに点数を稼ぐことができます。
地形カードが全てめくられると、後半の得点計算を色毎に行います。

ゲームは2ラウンドで終わりますが、最終得点計算がまだあります。
実績カードを用いている場合は、達成ポイントを得られます。
3色の得点トラックの内、最も低い点数を再度加算し、最終得点とします。
つまり、1色でも凹んでしまうと、ここで差を付けられてしまうわけです。
そして総得点が一番高い人が勝者です。

シンプルなルールなのですが、その分タイルの中身に一喜一憂、取捨選択が付きまとい、悩ましいゲームです。
個人的には、コア寄りな面白さを感じるので、同じルート構築ゲームでも、少なくとも小径を遊んでもらってから勧めたいゲームだなと思いました。

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