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【ポケモンSV S7 最終114位】ポイヒガッサワンショット

あいさつ

シーズン7お疲れさまでした。みけといいます。
Twitter: @mike_3___

レギュレーションCの最終シーズンで自己最高順位を更新でき、自分の成長を感じることができました。

目標の最終2桁には届かなかったものの、ある程度の順位まで上がることができました。

自分なりに今環境の答えを探したシーズンで、それを言語化することで次につながればと思い、記事に残します。

使用構築

結果

最終114位 レート2019

構築コンセプト

対面性能の高いポケモンで固めて対面的に動く。
隙を見てポイズンヒールキノガッサで全抜きする。
怯みや一撃技に付き合わないよう上から動く。
特殊戦術を使う構築を取りこぼさない。

構築経緯

レギュレーションCにおいて、この構築が大流行していました。
高火力高速アタッカー+低速クッション+Sアップor先制技持ち
(例.パオジアン+ヘイラッシャ+ハバタクカミ)

この構築に対して強いメタを張ることから考え始め、低速クッションに受け出し、1サイクルで裏まで全抜き可能なポイズンヒールキノガッサを構築の軸としました。

また、使える準伝説の単体パワーがずば抜けて高く、使わない理由がないと感じたため、ディンルーイーユイパオジアンを採用し、相手のクッションの選出を強要しようと考えました。

最後に催眠やバトン戦術に対してイージーウィンを取れて、構築のパワーを落とさず、対面駒としても優秀なラムカイリュー滅びハバタクカミを採用して構築が完成しました。

個体紹介

カイリュー

カイリュー@ラムのみ テラス飛
特性:マルチスケイル
技:テラバースト じしん しんそく りゅうのまい

実数値:167(4)-204(252+)-115-x-120-132(252)
調整:ASブッパ

積みエース、状態異常対策枠。

現環境最強ポケモン。
採用しない場合は理由が必要なくらいの単体スペックがあります。

主にキノガッサやコノヨザルが見えた時や、テラス込みで1.5体持っていけそうな時に初手に置きました。

四災メタとなるポケモンに対して強く、選出時の勝率は7割ありました。
こいつ自身も相手の低速クッションを強烈に呼ぶため、軸のキノガッサを通す上でも相手の選出を誘導してくれました。

ディンルー

ディンルー@オボンのみ テラス水
特性:わざわいのうつわ
技:じしん カタストロフィ ふきとばし ステルスロック

実数値:257(212)-131(4)-165(36+)-x-124(188)-74(68)
調整:B-11n S-ミラーに勝てるように振れるだけ 残りHD

対面駒兼ステロ要員。

令和のバンギラス。

主にキノガッサのいない対面寄りの構築に対して、対面で突破しつつステロを展開し裏のタスキをつぶす役割を担ってました。

最終日はディンルーに対するメタが激しくほとんど出せませんでしたが、選出誘導力は凄まじく、相手のコノヨザル、キノガッサを初手に誘って前述のカイリューで処理していました。

パオジアン

パオジアン@きあいのタスキ テラス霊
特性:わざわいのつるぎ
技:つららおとし かみくだく せいなるつるぎ ふいうち 

実数値:155-172(252)-101(4)-x-85-205(252+)
調整:ASブッパ

最強対面駒 初手兼スイーパー要員。

現環境最凶ポケモン。

不利対面も27%でなんとかなってしまうため、計算上はすべての対面勝率64%ある(?)なんとかなれー

パオジアンを受け出せるのはテラス無しだとヘイラッシャしかいないため、キノガッサとの相性は抜群でした。

パオジアンの真骨頂は裏から出すことにあり、テラスを切らない環境最速対面駒として破格の性能があります。

環境がステルスロック展開に厳しく、そこも追い風になっていたと思います。

キノガッサ

キノガッサ@どくどくだま テラス炎
特性:ポイズンヒール
技:からげんき きのこのほうし みがわり やどりぎのタネ 

実数値:167(252)-151(4)-100-x-80-134(252+)
調整:HSブッパ

抜きエースであり構築の軸。

自分より遅い相手は100%勝てて、早い相手は60%以上勝てるヤバいやつ。

HAイカサマダイスキノガッサを使用した際、炎テラス込みで大体の技を一発耐えることに気づき、環境のカイリューがほとんど準速以下であったため、環境のポケモンをほぼ全員見れるHSポイズンヒールキノガッサが誕生しました。

技構成はたんぱくしつさんの構築記事を参考にしました。(下記参照)

からげんきはそこそこの耐久であれば身代わりを割れて、やどりぎと合わせて高速回復も間に合わなくなる最高の技でした。

サーフゴーに対して何もできませんが、周りの5匹がサーフゴーに対して強く、選出を抑制してくれました。また、イーユイを同時に選出することで、ある程度ケアしていました。

低速クッションが選出されない場合も、テラスを切ることで無理やり起点を作れるので、立ち回りに気を付ければ腐ることは少なかったです。

キノガッサに関しては、見た目、性能すべてが好きなのでもっと語れるのですが、あまり長くなると読みづらくなるのでこの辺で止めておきます。

ハバタクカミ

ハバタクカミ@ブーストエナジー テラス炎
特性:こだいかっせい
技:ムーンフォース シャドーボール ほろびのうた まもる

実数値:145(116)-x-76(4)-172(132)-156(4)-205(252+)
調整:H-珠ミミッキュの影うち最高乱数以外耐え S-最速 残りC

高速特殊アタッカー兼害悪対策枠。

羽ばたく神。

技構成がムーンフォース、シャドーボールで完結しており、2つの自由枠で7色の補完枠になります。

役割としてはステルスロック展開の〆や、対面選出時の撃ち漏らした相手を上から処理して詰めを担ってました。

技構成はよだれだこさんの構築記事を参考にしました。(下記参照)

ほろびのうた+まもるによる詰め筋は強力で、バトン構築は一瞬で崩壊し、ラス1の高耐久で火力のない相手に対して抜群の性能がありました。

テラスタルは一度も役に立たなかったのでリーチを伸ばすフェアリーでいいと思います。

イーユイ

イーユイ@こだわりスカーフ テラス霊
特性:わざわいのたま
技:かえんほうしゃ あくのはどう オーバーヒート バークアウト

実数値:150(156)-x-100-200(212+)-140-138(140)
調整:H-ステロ込みテラス時珠ミミッキュの影うち耐え ハバタクカミのムーンフォース2耐え S-パオジアン抜き 残りC

サーフゴー対策兼スイーパー要員。

サーフゴーがいる構築に対して積極的に選出しました。

元々は構築の軸がディンルー+キノガッサ+イーユイのステルスロック展開だったので、ステルスロックダメージ込みでほとんどの対面を縛れる性能を買って採用しました。

ただ、構築の練度が上がるにしたがって選出率が下がっていきました。
理由としては、ステルスロックが撒けない展開の時の対面性能が低く、終盤はディンルーがメタられすぎて出せない構築が増えたためです。

ステルスロックを撒けているときのスイープ能力は高いので、対策が甘い相手には滅法強かったです。

選出

相手に先発格闘タイプorチオンジェンがいる
カイリュー

相手に低速クッションがいるorディンルーがいるor受けループ
キノガッサ

相手にサーフゴーがいる
イーユイ

対面寄りの構築
カイリュー+パオジアン+ハバタクカミ

サイクル構築
ディンルー+キノガッサ+ハバタクカミorパオジアン

バトン構築orムラっけエース
カイリュー+ハバタクカミ+パオジアンorイーユイ

きつい相手

身代わり持ちハバタクカミ(3敗)
最速ラムカイリュー(1敗)
アンコール龍舞カイリュー(2敗)

反省

今まで作った最終日構築の中でも最高の出来です。
うまい人が使えばもっと上を目指せたと思うくらいには気に入っています。

ですが、最終日5時半頃に瞬間2桁に到達した途端、緊張の糸が切れてしまいそれ以上潜ることが出来なくなってしまいました。

最終2桁を目標にすると言いながら、あと一勝のところで立ち止まってしまった。

この悔しさは次のレギュレーションD環境で晴らします!

これ以上刻める順位はない!

長文失礼しました。

読んでくださった皆様、対戦してくださったすべてのポケモンプレイヤーに感謝します。

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