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【10/21】名古屋まつり郷土英傑行列コースを毎日歩く 『真昼の罠』(黒岩重吾)

10月21日分のウォーキングコース
若宮大通(17:42)~大津通北上~栄交差点~伏見~納屋橋~笹島交差点~名古屋駅ミッドランドスクウェア前(18:23)

 雨が降ってから驚くほど肌寒くなりました。 昨日は雨だったけどこんなに寒くなかったのに・・
 ちなみに、今日は名古屋まつりの本番(初日)でした。僕は仕事だったのでパレードを観ることはできませんでしたが・・終わった後のコースを歩くだけにとどまりました。

 話は変わって、先日、黒岩重吾作品の『真昼の罠』を読了しました。その昔週刊誌に連載されてた作品で、同時期に映画化もされたようです。


 この本はたしか東京に行ったときに早稲田の古書店の店外ワゴンで売られてた本でしたか・・見てお分かりの通り、一度水濡れした後渇いたような代物(苦笑)。まあ、古本なんてこれでいいんです。

 将来を約束されたエリートサラリーマンが女性関係で失敗した結果、脅されてスパイもどきのことをやらされ・・最後は結局破滅する・・という「カタルシスのない」物語でした。

 印象に残ったのは、追い詰められた主人公が上司に、上司の触れては困る秘密をネタに、『会社の極秘情報』を盗んでこいと脅す(!)シーンです。
上司「そ、それは」
主人公「それとも殺人窃盗罪に服しますか」
上司「それは恐喝だ・・」
主人公「課長、サラリーマンはね、結局上役から恐喝されているんですよ」

・・まあ、「恐喝」は言い過ぎですが、会社での上下関係ってそんな部分はありますよね(*_*;

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