短編小説 「余命1ヶ月のサンタクロース」 最終話


日付の感覚がなくなってくる。

徐々に、オワリへの道を進んでいる気がしてならない。

そう思うからそうなのかな・・・サンタさんは迷う。


祝福されている。

痛みも喜びも預かってくれている。

サンタさんはそれを信じてる。


だから、痛みを覚えているアナタにプレゼントを贈る。

いつまでも。

サンタさんはアナタの中で生き続ける。

サンタさんはそれを知っている。


おしまい。

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