『夢の叶え方』あります。 その7 あなたは被害者ではない!

夢を叶えたい!

と願う人の中には、現状に不満を持っている方もいるでしょう。

忙しすぎる
時間がない
やりたい事に使うお金がない
人付き合いに疲れている
など。

もし、本当にあなたがこれらの問題を取り除いて、別の生き方をしたいと望んでいるならば、あなたはそうなるようにすでに動いているはずです。

でも、
働かなければ安定した収入が得られない

収入を得るためには自分の時間を犠牲にするしかない

生活費以外にまとまったお金は稼げない

今の職場や生活環境を維持するためには、性格が合わない人とも関わらなければならない

そんなことが理由になっていませんか?

しかし、これらは全てあなたが選んでいるのだと言ったらどう感じますか?

いいえ、私は決してこんなのは望んでいません。ただ仕方なく不満な状況を受け入れているだけです。

そんな反論が聞こえてきそうです。

けれどもやはり、心ときめく夢よりも、不満ある現状を選んでいるのは、あなた以外にはありえません。

人は自分の想像の外にある世界になかなか踏み出せないものです。
なぜなら

知らない、または、分からないからです。

あなたが人生で初めて、海にやってきたところを想像してみてください。

そこでいきなり、「泳げ」と言われてあなたは即座に海へ飛び込めますか?

すでにあなたが泳ぎ方、その海の深さなどを知っていたならば、難なく海へ飛び込めるでしょうが、何の知識もない幼子が、ほいっと海に投げ入れられたら、浮くこともできず、パニックになるでしょう。

知らないもの、分からないものに不安を感じ、避けるのは、人間の本能です。
だからあなたは知っている、慣れた方法を使って、あなたの望みを叶えているのです。

え、だからそれは本当の望みではないって?

そんなことはありません。

あなたはワクワクする夢の実現には、苦労が多く危険がいっぱいだから、生活をしていくためにはこれしかない、と勝手に決めつけ、これが安全だと信じて現状を選んでいるのです。

言い訳はもう結構。

でも…

の後に続くのは、不満な状況にある自分を説得する言葉だと分かっています。

ただし、現状維持がいけないことだと言っているのではありません。
私が言いたいのは、全ての状況は誰のせいでもなく、あなたがそうした方がよいと信じた結果だということです。

あなたは決して現状を押し付けられた被害者ではなく、加害者なのです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?