【久々の】DJしたいから音楽について話そう(1)~私の趣味の変遷その1~【更新】
0.いつも通りの
お久しぶりです。みかわやです。前回からだーいぶ間が空きましたね。もし待ってた人がいたらホントに申し訳ない。予想外に大学は忙しいのですね。
今回は予定していた浪人のなんちゃらではなく、音楽についての話。
とはいえど、何を語っていいのかとかホントに分からないので、ひとまず私の音楽趣味の数奇な変遷についてお話しながら、影響を受けたと思われる曲について書いていきたいと思っています。
(途中で出てきたジャンル名などは近いうちに触れます)
1.Before 14~周りにビビった中1時代~
さて、今でこそDJだのDAWだのほざいてる私ですが、実は私が音楽に興味を持ち始めた時期は他の人と比べてかなり遅かったです。
確かに私は昔、エレクトーンを習っておりました故、音楽にはかなり慣れ親しんではいました。ですが、私の興味はエレクトーンを止めた10歳の時から何も進捗していなかった。つまり、私の音楽に対する興味など、10歳の時のままだったのです。
10歳並みの感性を持って生き続け、私は中学校に進学します。
私はそれなりに友達ができたので、暫くして、新しい友達の家に遊びに行くことになりました。ですが、ここでカルチャーショックを受けます。
駅に集合したメンツ。実にその8割もの人間が、ウォークマンなる名前しか聞いた事しかなかった機械を所有していたのです。
しかも彼らは、片耳にイヤホンをブッ刺したまま、人と会話をしています。私は思いました。「そこまでして音楽を摂取したいのか?」と。
いきものがかり、GReeeeN、ケツメイシ……。流行りのアーティストの名前が飛び交います。私はその話に全くついていけませんでした。
私は危機感を覚えました。「このままだと置いていかれる!」その危機感は私を焦らせ、なんJなんか見ている場合じゃねえと、私は様々なアーティストについて調べました。ですが、大抵のアーティストは、正直言って何がいいのかさえ分からず。精々「カラオケで使えるかな」と思った程度でした。
そんな中で出逢ったアーティストがいました。1990年代のJ-POP全盛期から活躍を続けてきたロックバンド、スピッツです。
スピッツのエモいメロディ、一見難解だが理解してしまえば分かりやすい歌詞、そして何より楽器の使い方とリズムが私を惹きつけました。
特に影響を受けたのが「スパイダー」という曲。聴いて頂ければ分かるかもしれませんが、この曲は間違いなく私の原点にある曲のひとつです。
しかし、人間には「飽き」が来ます。13歳の秋には、私はスピッツの曲を恒常的に摂取することを止め、思い出した時に少しだけ聴く、といった程度になりました。まあ新譜が出たらほぼ全て買っていましたけどね。
このまま私は音楽に興味を失ったまま生きていくのか。半ば絶望していた14の夜。そこで私は運命的な衝撃を経験する事になります。
2.私を狂わせたモノ~EDMとボーカロイドの衝撃~
14の夜、私は当時まだ珍しかった定額制音楽サービスについて調べていました……最後の悪あがきとばかりに。そして、モバゲーの音楽サービスの「Groovy(現在はサービス終了)」を少し利用して適当に漁っていたとき、私の運命を決定的に変える2曲に出逢います。それが、miwaの「ヒカリへ」、tilt-six feat.初音ミクの「Overwriter」という曲たちでした。
(ショートなのは著作権の関係です)
さて、この2曲に共通する特徴は何でしょう?
見出しでバレてる気がしますが、それはEDMである事。もっと更に細かく言えば、Auto-Tuneを用いたロボットボイスがボーカルを担っているという事です。
私は衝撃を受けました。当時perfumeが流行り始めてたと記憶していますが、perfumeにはピンと来なかったのに、何故かmiwaと初音ミクには明確な衝撃を受けたのです(恐らくですが、このころの私はアイドル嫌いだったというのが原因としてあるのかもしれません)。
水を得た魚の如く、miwaというゲートウェイからパンピー向けのEDMを、初音ミクというゲートウェイからオタク向けのEDMを漁っていきます。私はここで様々なアーティストについて知りました。Calvin Harris、Zedd、R3HAB、Oliver Heldens、Krewellaといった海外のアーティストやDJ。livetune、ラマーズP、Mitchie Mといったダンス系のボカロP。
(ちなみに貼ってあるのは個人的に最も好きな曲ですので、当時影響を受けたものとは限りません)
ですが、またもや飽きが来るのです(そりゃこんなミーハーな漁り方してたらそうなる)。しかし、私にはもう絶望はありません。飽きたのならばまたそこから探せば良い。そんな気持ちで私はイギリスの音楽チャートとニコニコ動画のタグ検索から次の曲を漁ろうとしました。
そして、そこで出逢った2つのジャンルは、いよいよ私の音楽の趣味を他人に語れるほど確かなものとしました。それが私が普段からほざきまくっているジャンル、「UKガラージ」と「東方アレンジ」です。この2つのジャンルは、文字通り私の青春を支配する事になります。
3.次回予告
さて、次がいよいよ私の本領発揮ともいえるゾーン。UKガラージ、東方アレンジ、ディープハウス、フューチャーベース、ベーパーウェーブ、イタロディスコ、エレクトロクラッシュ、エレクトロスウィング、ハウス、ハードコア、ハードバスなど、広く浅く、縦横無尽に語っていきます。多分何言ってるのかわからないだろうけど、逆に分かった方はもう既に私の同志。分からない人は、ココから新しいジャンルを開拓できるかもしれません。
さて、今日はこの辺で終わりにします。次は……可能なら明日。ムリなら多分来週でしょう。GWですし。
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