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寒木瓜とシンクロ。

近所の、ある会社の建物の玄関脇に
小さな赤い花をつけた植木が植っていて
数週間前から蕾が膨らんできていたのが
先日プラプラ散歩がてら前を通ったら、花が満開になっていました。
とくに誰かが枝を剪定したり手入れをしたりしてる風ではないけれど
ひっそりとそこに植っていて
毎年このぐらいの時期に赤い花を咲かせています。
私はずっとこの花を早咲き?の梅だと思っていました。

さて。
昨日の朝は夜明け前に目が覚めてしまい
枕元のラジオをつけて
『ラジオ深夜便』を聴きながらうつらうつらしていたら
ふと
「あそこのあの赤い花は、梅じゃなくて木瓜の花かもしらんな」
なんてことが頭に浮かびました。
うち(実家)の庭のも木瓜やし、あの赤いのもきっと木瓜やなぁ……。
そんなことを考えてまたウトウトしかけていると
ラジオから
『カンボケ』
と、ふいに聞こえてきて
ん?なになに?今なんて言った??とハッ!としてラジオに顔を向けたら
ラジオ深夜便の【今日の誕生日の花と花言葉】をアナウンサーが紹介していて
なんとその日2月9日の誕生日の花は
『寒木瓜』でした。

布団の中で半分寝ぼけた状態で聴いた話によると
寒木瓜は2〜3センチの梅に似た丸く赤い花をつけ
冬から春にかけて咲くそうです。
元々は中国?が原産だったのが平安時代には日本に入ってきたとかで
(↑この辺りは寝ぼけ耳で聴いてたので定かではない)
品種改良で、赤以外に白や薄桃色の花もあるとのこと。
花言葉は『情熱』
寒い時期の蕾も赤くて目立つところから『情熱』。

「あれは木瓜の花かもしらんなぁ」
と頭の中で疑問を投げかけたら
いきなりラジオから
「そうです。あれは『寒木瓜』という花です。2〜3センチの赤い花です。
 今時分の季節に咲きます。」
と瞬時に答えを頂いて、スピード感半端ないシンクロに笑いました。