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[連載:VUCA時代の教育デザイン④】アクションリーディング(読書メモ①)

皆さん、こんにちは、もうすぐゴールデンウィークですね。あっという間に4月が終わるものだなって、気持ちも急に焦り始めます。
4月にこの連載を始めた際にもう一つやりたいって思ってたことがあったのです。それは、これまで積読にしていた本をアクションリーディングして読書メモを書くことでした。気にはなってはいたけれど、なかなか始めることが出来ずでしたが、そうだ!この連載としてやればいいんだ!といいんじゃない?と気づいてしまいました。
それで4回目の連載は1冊目の読書メモとなりました。

実際読書メモを始める前に、使おうと思っている読書術アクションリーディングについて簡単にまとめておきますね。

アクションリーディングとは何か

アクションリーディングは、「ゼロ秒思考」の著者で知られる赤羽雄二氏が考案した読書術です。赤羽氏は本の中で、「受け身の読書」ではなく「攻めの読書」と説明しています。読むだけで終わらせず、本を読んで学んだこと、やってみようと思ったことを、行動につなげるための読書法と私は理解しました。

読みたくても本を読めない5つの理由

本が読みたくてもなかなか読めない。こう思ってる人は割と多いのではないかと思います。私も常にそう思ってきました。赤羽氏は本の序章でその理由について5つにまとめています。

理由1. 忙しくて本が読めない
理由2. 何を読んだらいいかわからない
理由3. 読みかけの本がたまる・積読が増える
理由4. 忙しいのに本を読んでいていいのか気になる
理由5. 昔ほど集中して読めない

どれも本当に激しく同意できる理由ではあるのですが、こういった悩みを解決し、読み方にどういう工夫をすべきか、読書への時間のかけ方•確保の仕方をどう変えていくべきか、本をただ読むだけではなく、その結果を仕事やプライベートの充実につなげるにはどうするべきか、などの「問い」への答えとして「行動するための読書」=アクションリーディングが誕生しています。

アクションリーディングが重視すること

アクションリーディングでは、短い時間で読んだ内容を身につける「集中読書術」を重視しています。
主に以下のようなことを行います。

読む時は一冊と決めて集中して読む
インターネット接続を切り、電話はかかってこないようにする
特に重要なところには黄色の蛍光ペンで線を引き、そのページの右上を折る
そして、友人や読書会で話したり、ブログで書いて発信する

アクションリーディングで大切なこと

アクションリーディングで大切なことは、「本を読んだら自分は何をするのか」「どうなりたいのか」について読書後にすぐに書いて整理し、そしてコミットすることです。A4一枚のチャレンジシートに以下のようなことを書いてまとめます。

この本を読んだ目的、ねらい
読んでよかったこと、感じたこと
この本を読んで、自分は今から何をするか
3ヶ月後には何をするか、どうなっていたいか

所感

実はこの本を買ったのは、本の発売当初の2016年だから、もうそれから5年も経っています。内容が気に入って、自分もやろうという気持ちがずっと頭の中にはあったのですが、これまで実行出来ずでした。これまで読書術の本を何冊も読んで来ていますが、たくさん本を読むことを勧めている著者が多いなか、この本は一冊を集中して読むこと、本を読んで学んだことを行動(アクション)につなげることが共感ポイントだと思うのです。結局やってみないと身につかないよね〜。

連載に合わせて、次回は最近読んだ「問いから始めるアート思考」という本を通して、アート思考について考えてみたいと思っています。



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