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1年目冬学期の課題と評価 その1(TW)

3月10日、今年度最後のTW課題の評価が返ってきました。こんなに苦しく結果を待ったのは初めてでした。そのことも含めて振り返ります。

◉アートディレクション(イラストレーション演習II−2)

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仕様書を参考にし、レタッチの修正指示と完成イラストを描くという課題。前半提出で2月に評価済でA81でした。指示書はこちら↓

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特に問題はありませんでした。同時期に出したアニメーション課題が難ありだったので(後述)、こちらは何事もなくて救われました。

◉造形基礎2(コラージュ)

秋の造形基礎1(デッサン)に引き続き、アナログ科目に挑戦しました。今や雑誌を買うことがほとんどないので、素材は通販カタログやPR誌です。

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コラージュは意外と難しくて、一度違うものを作ってから納得いかずやり直ししてこの形になりました。こだわった甲斐あって、コラージュはとても評価していただけました。問題はデッサン。やり直しや時短を活用できるデジタル絵と違って、やり直しが難しく、粘り強く、よく見て細かく描くことを求められるアナログデッサンは、たまに取り組むとすごく刺激になります。講評はすごく親身で丁寧でした。A85点でした。

◉イラストレーション基礎1(アニメーション)

アートディレクションと同時期、前半の提出期間に出したのですが、まさかのD(再提出)でした。理由は「規定の3秒に満たない」と「12fpsに満たない」。初回に提出した作品はこれ↓

アニメーション課題じふ


問い合わせをし、3秒に満たないは添削者の確認ミスだと認めてくれましたが、絵の枚数が少ないので12fpsは満たしてないので判定は変わらないとのことでした。

これは17枚で作りましたが、さすがに足りなかったか…と思い、書き足しを始めていたところ、アニメーション課題を提出した他のKUA生は16枚や17枚で単位をもらえていることがわかりました。そこで再度問い合わせてみましたが事態は変わリませんでした。36枚描けば文句はないのだろうと思って36枚にしたのがこちら↓

課題 やり直し

かえって変な感じになってしまいました。また再提出になってはたまらないと思い、別の題材で作り直すことにしました。

二度目のDをもらうわけにはいきませんでした。履修条件が理由です。TWのコンセプトアートとアニメーションは3年次のコース専門科目の開放条件の科目。この2つを今年度中に取っておかないと、4月から3年次のWSを学習を始めらません。WSは春秋と夏冬の科目がありますが、これも履修条件で、9月までに全科目取らなければ卒業制作に着手することができません。2年で卒業できなくなるのです(わかりやすく簡潔に説明できなくてすみません)。卒業制作とポートフォリオと大卒資格のためにもう1年分の学費を払うことはできないので、自分にとっては2年卒業か2年退学かの分かれ目でした。悲しい可能性が頭にちらついたりして結果の日までずっと心が重苦しかったです。

アニメ最終

2回目に提出したのがこれです。36枚描きました。もしもの時は疑義照会するつもりでしたが、無事単位は取れました。B78でした。単位が取れて本当によかったです! でも自分は、最初に紹介した初回提出時のアニメーションが一番好きです。動きの激しい題材だと上手に作らないと見る人によっては絵が足りないと感じるのかなというのが結論です。

アニメーションの授業は面白かったけれど、課題から評価まではネガティブな思い出になってしまいました。もうしばらく動画は作りたくないです。これまで単位がもらえていたのは幸運なことで時にはこんなことも起きる、だから油断しないで備えなければいけないと自戒の経験になりました。といっても、もう半分以上履修は終わっていて、この先の進め方は自ずと決まっています。2年卒業の可能性はつなげましたが、次年度の春と夏のWSは失敗が許されないので綱渡りは続きます。





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