09 月【trueSKY公式翻訳】

設定と機能

Name
月に名前を付けられます。同じ名前にはしないでください。

Texture
テクスチャーを割り当てできます。
これにより、月の満ち欠けを表現できます。

Colour
テクスチャーだけでなく、月に反射する光にも影響する
地平線上にあるすべての月の色をブレンドして、
指向性のある光を当てます。

プリセットを使うUse Presets
月のテンプレを適応できます。
チェックを入れると現在の設定が全てプリセットに上書きされるので注意

Moon Preset
これは「Use Presets」が有効の場合のみ使えます。
チェックを入れると現在の設定が全てプリセットに上書きされるので注意

Albeido
月に反射される光の割合をコントロールする。

上昇ノードの経度Longitude of Ascending Node
これにより、月が赤道の平面を横切るポイントが決まります。
月が地球の周りを傾いて公転しているためです。
赤道から見て、傾いた軌道のx軸の位置を決めるものです。
詳細は図を参照

上昇ノードの経度比率Longitude of Ascending Node Rate
昇順ノードが1日に増加する量。
(時期によって角度が違うので、1日にどれくらい変化するかはこの設定で決まります。

傾きInclination
軌道の傾斜角度を制御します。
0は月が地球の赤道を中心に真直ぐ回転していることを表し、これに値を加えることで軌道面の角度が変化します。

近点引数Argument of Pericentre
2つの惑星体が最も接近する位置が変わります。
月の軌道は真円ではなく楕円なので、最も接近する地点と離れる地点があります。

近点引数率Argument of Pericentre Rate
近点引数が1日にどれだけ変化するか。

平均距離Mean Distance
月と地球の平均距離

偏心Eccentricity
月の軌道が地球の周りをどれだけ楕円形になるかをコントロールします。
0であれば完全な円形軌道、0.5であればやや楕円形になります。

平均近点角 Mean Anomaly
毎日午前0時に月がその軌道を回る位置を制御します。

平均近点角率Mean Anomaly Rate
平均近点角が毎日どのくらい変化するかをコントロールするものです。
前日と比べて毎日、月が軌道のどのあたりからスタートするか。

半径円弧分Radius Arc Minutes
地表から見たときの月の見かけの大きさを制御します。
デフォルトでは、地球とその月に対して正しく設定されています。
これを増やすことでより多くの可視性が得られ、より劇的な結果を得ることができます。

無題の画像

また、これらの設定はすべて月の照明とシーンへの影響に関連しており、物理的に正しいモデルを使用しているため、設定を編集する際には注意が必要です。
月を極端に大きくすることで、月からの光が現実の月に比べて格段に明るくなるのです。

月の照明は、太陽の位置と同じようにコントロールされています。
ただし、1つのシーンに複数の月がある場合は、個別に指向性のあるライトを設定することはできません。
そのため、シーンの中で最も明るい月の方向を取ります。
すべての月の色の平均をとって、すべての月の光の色を決定し、すべての月が結果に影響を与えていることをシミュレートしようとします。

#零票確認ガチ勢

ちなみにこの記事は2021選挙衆議院の零票確認待機している間に翻訳しました。
早起きできないので徹夜で05:00から近所の小学校に並びました。

原文

こちら

次回、10章 空の変数

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