見出し画像

最近、楽々副業みたいな詐欺講座商売が増えたせいで、業界では「〇〇の仕事は楽ではありません、一生勉強です。」みたいなこと言う人がすごく増えた気がします。それはもちろんそうなんだけど、楽な仕事なんかあるのか?と言う話…。

私も以前は、自分の仕事について「こんなこんなでこんな感じです!」と「ねぇ、みんな聞いて!」調で書いたり話したりする事もあったのですが、今振り返ると分かってなかったな…と思います。恥ずかしくもあります、ある意味。

どんな仕事もやれば奥は深い。今では、ことさら自分の業界や仕事が大変なのだとアピールするのは、なんか違う気がしています。淡々と具体的に難しさを語るなら別です。しかしそこで何も、自分達の業界「だけ」が特別に大変で能力が問われ、結果「私たちは優れている」と暗にアピールする必要ほないだろうに…と思うわけです。

詐欺講座をとことん糾弾したい心理の奥底には、そうした「自分達は特別」という意識が見え隠れするようです。被害者がなくなるよう詐欺講座を撲滅したい…とまで使命感に駆られている人も多くいますが、それならなぜ民事集団訴訟にでもしないのでしょうか?

私も業界は健全であってほしいと思うし詐欺講座は絶えて欲しいので「自分はこうしています」と言うことは折りに触れて発信しますが、叩き潰してやろうとまで思う執念は皆無です。結局、楽して儲けている詐欺口座への嫉妬じゃないかしら?とさえ感じてしまう。

ドライすぎますかね。自分ではかなり熱い方だと思っているのだけど(笑

写真は先月行った箱根旅行から。駅では「お猿の籠屋」が流れてて、三つ子の魂で歌える自分にビックリでした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?