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見た目をほめていい相手、いけない相手


私は人に体型の話をされるのが苦手だ。
多分、「太った」なら苦手だという人は多いのではないか。
私は、「痩せた」も苦手だ。
自分が体型で評価されたという事実にストレスを感じる。

そもそも、なぜ他人から見た目を評価されなければならないのか。
それはマウンティングといった本能的な部分や、多くの人は目に入るもので判断しやすいということもあるだろう。

私は見た目で他人の評価をしないようにしている。もちろん私が摂食障害で、見た目で判断されることが症状の引き金になるというのもある。

やっぱり人間を見る職業をしているからこそ、褒めたり認めたりするならその人のあり方とか努力の姿勢とかを見つけられる人間でいたい、というのもある。

だから私は、他人の服や髪型は一切褒めない。
その人を見た目で評価したことになるからだ。
他人を見た目で評価しては行けない、これが私の大切にしているコミュニケーションのひとつだ。

でも、子供が髪切ったらもちろん声をかける

しかし、もし子供が髪の毛を切ったり、新しい服を買ってもらってきてきたりしたら、間違いなく人声かけるだろう。
見た目への反応という点では、見た目の評価とやっていることは全く同じなんだけど、子供であれば意味が全然違ってくるのだ。

いつもと変化があった場合の子供への声掛けは、「いつも見てるよ」
という言外の意味が含まれている。

転じて、「私、髪切ったのに気づかないの?」と言われたことがある旦那様や彼氏さんは多いのではないか。
それは、「私のことをもっと見てよね」っていう意味だ。

子供、奥さん、彼女さんの見た目が正の変化をした場合は素早く反応して、人声掛けましょうね。

決して「太った」などとは言わないように。

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