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弱火でトロトロ書くように


最近、とある書籍に出会った。

Kindle Unlimitedなる

サブスク読み放題の広大なる本の海の

おびただしい数の書籍の中から

ぽわりと水面に浮かび上がってきた。

それが

「弱火でトロトロ書くように」

だった。

私が今こうして書いているNOTEを

著者の方は1日も休まずに

書き続けて、それを書籍化したのだという。

なんということだ。

ズボラの国の飽き性プリンセスの異名を持つ

私からしたら

本当に驚異で、思わずページを

開かずにはいられなかった。

内容は、ご自身が感じたことを

丁寧に、時にシンプルに

ポツリポツリとページにこぼしてある

と言った印象。

時には、一ページに2行しか書かれていない

こともあるのだけど、

その言葉に「ずぎゃあん」と

心を射抜かれることがある。

読んでいると、

ゆるゆると

ぬるめのお風呂に入っているような、

ホワリとしたあったかさを感じると同時に、

読み終わると

なんとも言えないサッパリ感に包まれる。

そんな経験をしたことで、

ひとつ、決めたことがある。

「もっと軽率に、言葉を紡ごう」

このNOTE、今までの記事をひとつ書くのに

3日くらいかかってる。

それ自体が悪いことではないのだけど、

中には書いたものの表に出さない記事も

イッパイアッテナ。

そんな時、

「自分には文章の才能がないんだ・・・」

と思って、

結局書くこと自体をやめてしまうこと

過去多数なのだけども。

ないのは「才能」じゃなくて

「軽率さ」だった。

もっと気軽にやろう。

そして、もっと気軽に発表しよう。

せっかく、

「金が1円もかからないのに

文章を公開できる仕組み」がある

時代に生まれたのに、

もっと軽率に紡がなくては

もったいないではないか。

そう感じるようになってきた。

石に文字を刻んでいた

時代の人からしたら

「そんなに簡単に文字が書けるのに、

なんで表現しないの!?イミフ。」

って言われそう。

あ〜この文章ですら

書いてるうちに

「これ、投稿するのやだなぁ」

ってなってるんだけど、

わたしの中の「ヤメヨー君」を

縄で縛り付けて

とりあえず、投稿してみる。


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