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【フィリピン現地就職①】現地就職を決めた理由

こんにちは☀ Maayong hapon! 日本生まれ日本育ち、フィリピンハーフのみかです。

私は、2019年にフィリピンの大学を卒業後、2つの選択肢で迷っていました。1つ目は、日本に帰って就職活動をする。2つ目は、日本語教師を募集していた学校に面接に行く。いろいろ悩んだ末に、現地就職しました。
今回は、いくつかの記事に分けて、フィリピンでの現地就職について、私の経験をまじえて 書いていこうと思います。

現地就職に至った経緯

大学時代の経験

私が高校を卒業し、留学しにフィリピンに来た当初は、日本語しか話せませんでした。英語を勉強しに来たはずなのに、大学ではビサヤ語(現地の言葉)も交えて授業がされていて、同時に2つの言語を習得するはめになり、正直大学の授業どころじゃなかったです。毎日、電子辞書片手に生活していたし、自分の思っていることを相手にうまく伝えることができなくて、むしゃくしゃしていました。そんな中でも、分からないことは すぐに聞いてメモしたり、覚えた単語や文法は 使いまくっていました。クラスメイトや先生、母方の親戚など、たくさんの人に助けてもらいながら頑張っていたら、少しずつ自分の思っていることを伝えられるようになっていました。
そんな時に、日本に行きたい!日本で働きたい!というクラスメイトと出会いました。その子は、独学で日本語を勉強していたのですが、独学では限界だと、私に助けを求めてきて来てくれました。私も新しい言語を習得する大変さを知っていたので、少しでも助けになるならと、お手伝いさせていただくことになりました。その子は、少しずつ話せるようになって喜んでくれました。様子を見て、私も嬉しかったです。
この経験から、”日本語教師”というお仕事に興味を持ち、大学卒業後の進路選択肢の 1つになりました。

自分のスキルを活かした仕事

大学3年の終わり頃に、近くに新しく日本語学校ができました。それまでは、1対1の授業をしていましたが、日本語学校の先生を体験してみたくて、その日本語学校でボランティアという形で お手伝いをさせていたくことにしました。1対1の個人授業しかしたことがなかった私からしたら、資格を持った日本語教師の方の授業は、とても衝撃的でした。その先生から いろいろ教えていただいて、私も何回か授業のお手伝いをさせてもらいました。
私は 英語とビサヤ語が話せることが自分の強みだと思っていたので、それらを使って授業をしてみました。生徒さんから「ビサヤ語で説明してくれるし、自分もビサヤ語で質問できるから分かりやすい」と言ってもらえました。フィリピン人は、ほとんどの人が英語ができますが、できるなら英語じゃなくてビサヤ語で授業をしてほしいという意見もありました。
日本語ネイティブで、ビサヤ語・英語も話せる人が周りにあまりいないので、ここなら自分のスキルを活かして誰かの役に立つことができると思いました。

フィリピンの方が性に合っていた

これは個人的な意見なんですが、私は気疲れしやすく、ストレスも溜まりやすい性格でした。でもフィリピンに来て、フィリピン人のフレンドリーさ、ポジティブさ、いい意味でのいい加減さに たくさん助けられてきました。フィリピンに来てから、気疲れやストレスが減った気がします。かといって、日本が嫌いと言うわけじゃないです。日本には、丁寧さや手続きの速さ、接客、時間厳守など フィリピンにはない、良いところも たくさんあります。しかし、フィリピンの方が自分らしく生けていけると思ったので フィリピンでの現地就職を決めました。


これが、私が現地就職を決めた時のストーリーです。あの時から3年が経っていますが、後悔はありません。毎日、充実した日々を送っています。

次の記事では、面接から採用までの経緯を書いていこうと思います!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました☺ 良かったら、他の記事も読んでみてください!
少しでも、フィリピン留学、移住、現地就職で悩んでる方々の参考になったら嬉しいです。

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