見出し画像

部屋用の虫除けと聞いたら何を思い浮かべますか?

こんばんは。今日はこないだ銭湯行った時にふと思ったしょうもない話をします。ちょっと営業チック?な話になります。

銭湯には久しぶりに行きました。すんごいリフレッシュ出来ました。たまには携帯いじらずボーっとしている時間も大切だなあと露天風呂に浸かりながらしみじみ思いました。
(なんか感想が年取っとるな…笑)

で、露天風呂にいたら、近くに親子が来て、子供が何かを指差してお父さんに聞いていました。
するとお父さんは、
「ああ、あれは虫コナーズだよ」と答えてました。

そこでふと思ったんですけど、虫コナーズって相当良い名前じゃないですか?

というのも会社で製品名について少し考える機会があって、『 名前 』っていうものを意識するようになってました。

そんな時聞いた、虫コナーズという名前。語呂がよく、覚えやすい。何より商品名を聞いただけでどんな製品か分かる。3拍子全て揃っている!
すげえ!!
と銭湯でそんなこと考えてました(笑)。


虫コナーズなんて、ほとんどの人が知っているメジャー商品ですよね。今更その名前を疑う人が居ないほど、世に周知されています。でも虫コナーズも昔誰かが開発した製品で、開発当初は名前はなかったはずなんです。そこから名前をつけて商品名が世に認知されるようになるのは、結構凄いことだと今の会社に勤めて初めて感じました。

世の中には同じような製品がいくつもありますよね。使い方がちょっと違うものとか、ニトリブランドと無印ブランドとか。そういった同等品が世に溢れる中で、部屋用の虫除け道具だったら、大半の人はまず虫コナーズを思い浮かべるはずです。これが凄い。虫除け=虫コナーズが定着しているって恐ろしい。その製品が確定で売れるって事ですからね。ちょっと難しく言うと、部屋用の虫除け道具市場を虫コナーズが独占していると同義です。
うちの会社ではこうはいきません。まあ会社の規模もありますが、もの自体は皆知ってても『商品名』までは絶対に皆知らないですし、ライバル品もいっぱいあります。

虫コナーズがこれだけ有名になったのには様々な要因があると思いますが、商品名が1番の理由なんじゃないかと僕は思います。

化粧品や時計等の装飾品は、ブランド名に大きく左右されるけれど、虫除けとかぶっちゃけちゃんと虫除けしてくれればいい訳で、ブランドに拘らないじゃないですか。そうなるとあとは認知度の問題です。そういう意味で虫コナーズはこれ以上ないネーミングだと僕は思いました。覚えやすいし、CMで言いやすいし、インパクトがあって記憶に残りますもん。

名前って大事なんだなってこれまでとは違う観点から認識出来ました。少しはメーカーの人間として成長したかな。笑

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?