屋上
小さい頃よく日本の少女漫画を読んだ。
漫画の中によく放課後学校の屋上で告白したりされたりするのとお昼は屋上で弁当を食べたりするシーンがあって、それで屋上に特別な思いや憧れが持ち始めた。(実際どうなってるかわからないけど)台湾の学校はほぼ屋上登れなかったし、学校の給食があるので、弁当も持って行かなくてもいいから、お昼のご飯時間だって、席でちゃんと食べるしかなかったんだよな。ないものねだりで学生時代は屋上登りたい願望があった。
今借りた部屋、適当に見つけた場所だけど、住んでもうすぐ三年目。12階建てのマンションだけど5階あたりの四畳半に住んでいる。住んでもうすぐ二年目の頃、初めて屋上のことを意識し始め、そしてもしかして登れる?って気付いた。なんの思考もせずに初めて登った時はすごく緊張でした。登った後で、勝手に登ってバレたら怒られるかな?と思ったけど。
綺麗な景色で、一目惚れでした。勇気出して登ってみて良かったなって思った。
本当に好きすぎて、ある日突拍子もない発想で、ここで日が昇ること見てみたいなと思って、夜更かしして、上に上がって待とうかなと。暗すぎて一人で怖くていられなくて、自分の部屋へ戻って待とうか、と思って部屋へ戻ったら完全に床で寝落ちた。結局日が昇るところ見れなかった。床で寝てた筋肉痛ならまだ鮮明に覚えてるけど。
(暗くて怖かったけどとりあえず一枚撮ろうとしたからブレました)
あれから気分は余裕がある時に、偶に屋上で景色を見たり、生活を記録したり、今まで何してきたかなと思考する。
ここで初めて栽培したサボテン(屋上で撮ってた!)
新しいミニアルバム「Nice to 密 you.」の中に、「空気」という曲があるんだけど、ここの屋上の景色を思いながら書いてた。
最新アー写も、Kaiaki先生に提案してここで撮ってたし(Kaiakiは写真家なので、いつも三脚で自分たちのアー写を撮る)、この記事のカバー写真はAIR-G' FM 北海道 80.4 スパクル!!のしゃべりたいわんコーナーの宣伝写真として使われてますが、これも屋上のさらに上に登ってKaiaki先生に撮られた一枚。グッズのTシャツの撮影も一人で三脚を持って上がったり降りたり、着替えて撮ってたよ!
本当に沢山思い出が詰めた屋上だし、良き屋上だ。
いつかこの四畳半から離れる日が来るかもしれないけど、人生の中で出会った一番良い屋上だったね。まだまだ引っ越しはだいぶ先と思いますので、これからも沢山遊びに上がろうと思う。本当にありがとうね。
今後もたくさん屋上写真をお届けしたいと思います。
是非暖かく見守って下さい。
Mikan