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第一子育休復帰後の振り返り

37週、今週の妊婦健診では子宮口2cmとのこと。第一子は予定日超過でしたが、第二子は予定日前に生まれるでしょうか。ここまでのんびり過ごしておりましたが、そろそろ出産後のことを考えねば。その後兆候はなく、次の健診までに出産とはならなさそうですが。。。


などと言いつつ、今秋は娘の服&メルちゃんの服を作ってみたり。今まで時間が取れずやれなかったので、ずっとしまってあった生地をやっと活用できました。。。(本当はもっとサイズが小さいうちに作るつもりだったので、生地数量はギリギリです)

産まれてくる第二子(エコーで女の子予定)にも、何か作ってあげたいなぁ。


さてさて、前回記事に記載した、第一子育休復帰後の振り返りをしてみようと思います。育休復帰は2017年4月、それから2020年8月の第二子産休前までの話となります。


1.育休復帰直前

保育所が決まり、復帰1か月前、子供を連れて復帰前面談へ。上司も同僚も異動はなく変化なし。子供かわいいね~くらいでゆるく面談して、仕事内容については開発職のまま、ということくらいで、あまり決まっていませんでした。面談は3月末で年度末の時期ということもあり、来年度の開発テーマが決まっていなかったため、ということもあります。産前に従事していた開発テーマからの派生テーマがあったため、そちらの方に回るかも?との話を少ししたくらい。ですので、仕事の準備としてはほとんど着手することなく、保育所の慣らし保育の準備を進めていました。


2.慣らし保育

5月連休があるので、連休明けから復帰として、4月中は慣らし保育。子供は8か月、離乳食中盤くらいで、保育所で離乳食を食べるために各種食材でアレルギーがないかチェックしたり。(保育園では、家庭で食べたことがない食材を食べさせることができないため、給食で使用する食材をあらかじめ家で試しておく必要があります)

慣らし保育1週目はほぼ1~2時間でお迎え、帰宅後は家で遊んだり、保育園の活動時間に合わせて昼寝をさせようとして昼寝しなかったり・・・。昼寝はほとんど思うように寝てくれなかったですが、その後保育園での生活が続くようになると、他のお友達同様に寝てくれるので、あまり神経質にならなくてもよかったと後からわかりましたが。

慣らし保育2週目以降は、少しずつ預かり時間も増え、自分の方は復帰に向けてのネットワークラーニングをしたり、今後自分の時間が取れなくなる前にランチをしたり、本を読んだりしていました。

発熱で預けられない日も数日ありましたが、慣らし保育は順調で、4月中4週間を慣らし保育に充てていましたが、3週間くらいで職場復帰は可能だったかと思いました。


3.育休復帰後~半年(時短勤務中)

育休復帰後、最初の半年は大変だったと感じました。復帰直後は、仕事脳になり切れず、結構ボケていたと思います。最初は7時間勤務、8時~16時で復帰。自分の勤務先は通常は9時~18時ですが、フレックス勤務OKであること、育児中の他社員で8時~17時の実績があることから、復帰前面談でそのように相談して決めました。

保育時間については、基本は7時半~18時半なので(朝晩の延長は不可ではないのですが、0歳児では制約があるので)、朝の送りは夫が、帰りのお迎えは自分が担当する形にしました。子供も慣れるのに時間がかかると思い、最初のうちは17時お迎え、子供が慣れてきたら18時お迎えとする形で考えていました。

復帰1か月に満たない期間で、役職者が出てくる開発関連の会議に駆り出されたり、復帰2か月くらいからは朝早めに出社する形で残業せざるを得ない仕事量になってきたりと・・・個人的には、時短勤務者には結構過酷だったと思うのです。。。さらに子供の発熱も入ってきたりして、2か月目くらいになると休まざるを得ない場合も出てきます。

当然給与は時短者のそれだったので、モチベーションも下がります。まあ、残業時間の分は出るんですが。最初のひと月は時短だし、復帰ボケもあるし、しょうがないな、くらいに思えますが、2~3か月くらい経過すると、仕事勘も戻ってきて、効率重視で時間内に終わらせて帰るのに(昼を犠牲にしてでも)、時短給与がモチベーションの意味でだんだん厳しくなってきました。

時短解除に向けて動き出したのは3か月くらいのころから、夫には週1回のお迎えにしてもらうことを相談し、子供も7月に1歳になったことで、徐々にお迎えの時間が遅くなる日を増やしながら様子をみて実績を積んでいきました。夫が朝送り&お迎え1日となることについては、他の日は残業OKなので調整がきく範囲であること、私の給与について時短・フルタイムのの差額とを考えて、主に私が決定権を持つ形で判断しました。夫は復帰当初からフルでも時短でもどちらでもよいとのスタンスな感じでもありましたので。

そういうわけで、復帰半年になる前に、フルタイムに戻す形となりました。


早めにフルタイムに戻したことで一時的には労働時間が確保できたことで仕事に余裕はできましたが、結果としてその後また忙しくなるとフルタイムでも時間が足りなくなる・・・というのもあり、業務量都合ではフルタイムに戻すことが自分にとって良かったことかといわれるとそこまででもないと思いました。ですが、自身の給与面のモチベーションと夫の協力という意味では、早い段階でフルタイムにしたことの効果は大きかったと思います。

また、第一子育休復帰後~第二子育休前に昇給できたことに、多少の効果はあったのかもしれません。時短中は、評価が上がりにくいとの声もあるので。


4.時短解除後~第二子妊娠前

フルタイムに戻したとはいえ、出張はまだまだ難しい状況だったのですが、最初の1年は、出張の必要がある業務はなかったです。工場での試作品製造のための立会業務(深夜勤務含む)は、夫の仕事と調整してこなしたりしていました。いざとなればタクシー等で帰れる距離でしたので、一晩帰れないとは言っても、宿泊を含む遠方への出張よりは気が楽です。何かあれば、夫に子供を連れてきてもらうこともできますし。幸いなことに、私が不在の場合は夫のみでも問題なく、むしろ私がいない方がおとなしく寝てくれるようだったので、心配するようなことは何も起こらなかったですが。

出張については、復帰後2年目後半くらいから出張の必要のある業務が出てきましたが、2泊以上のものは断りつつ、1泊で済めば可能なものについては対応したりしていました。

労働時間については、週1回金曜日の残業時間確保と、朝8時前に早めに出社することで朝残業の時間を確保しました。それ以前に、残業しなくても良いように考え、出産前より効率を考えて業務に取り組むようにしました。どのように取り組んだか、については、この後で記載します。

また、2019年より勤務先として在宅勤務についての取り組みが始まったため、在宅勤務申請を実施。申請開始当初は在宅勤務申請をしても保留になってしまったのですが、半年くらいで周囲に実績が出始めたころから申請が通るようになり、2019年後半から在宅勤務開始。開始当初は、週1~2回しか実施不可だったのですが、2020年に入り、コロナウイルスの影響で在宅勤務が推奨されるようになったこと、自分が第二子妊娠で体調不良になったこともあり、在宅で仕事を進める回数が増えた、ということもあり、通勤時間が必要なくなったことで労働時間が確保しやすくなりました。・・・その分残業時間が増えましたが。

第二子妊娠については、復帰1年の実績を積んでからと考え、最初の一年は妊娠しないように意識していましたが・・・第一子妊娠にもそれなりに時間がかかっていたこと、第二子の場合自分自身の年齢が上がったことでさらに妊娠しづらくなっていたこと、第一子がいることでそもそも子作りのタイミングがうまくとれないこと、などから、結局予定以上に時間がかかってしまいました。。。なかなか計画通りにはいかないものです。


5.残業しないで業務を進めるために取り組んだこと

育休復帰後、意識して実施したこととして、私が取り組んだのは下記でした。

① 各業務にかかる時間見積もりを正確にする

出産前から取り組んでいたことですが、自分がすべき業務に対しての時間の見積もりをより正確にすることで、その日の時間が足りなかった→流れで残業 となることを減らしました。どうしてもその日のうちに進めたいものをひとかたまりで時間内に終わらせ、残業もしくは翌日に回して余計に時間がとられる、といったことを避けるためです。

また、残業できる立場の時には、今この業務を終わらせたいから、で進めていた仕事も、育休明けは、本当にその日のうちにすべきかどうか考えたり、その量をこなさなければならないかどうかを考えたり(効率を考えてカットできるところがないかどうか)、より真剣に考えて取り組んでいたと思います。


② 実験業務のサイクルを小さく、早く回す

開発職だと、実験業務の比率が大きいのですが、一度の実験を多くして結果を多く得る場合、より一度にまとまった時間が必要になるので、残業して長い時間を確保できない自分の場合は、一つあたりの実験をコンパクトにし、短期間に複数回を回した方が効率が良いように思いました。ただし毎回基準となるサンプルを作成する必要があること、実験のタイミングの違いによる結果の差を考慮しないといけないことから、時間が確保できる場合には、必ずしも有効とは言えないのですが、一度にまとまった時間が確保できない育休明けの自分の状況には合っていたやり方かと思いました。


③ 上司とのコミュニケーションを早めに実施する

例えば会議資料の作成時等、全体像が定まっていないうちに、方向性・資料概要のすり合わせを実施しておくなど、早めのコミュニケーションを心掛けることで、資料が完成もしくは完成間近の段階から大きく修正する、といったことを避けるようにしました。その際に、全部相談するのではなく、ある程度自分のプランを持っていくようにはしていますが。

特に自分の中で全体像が定まっていない資料を作成する場合は、会議目的等を考えながら、どのような方向性にするかをあらかじめ決めておくことで、資料修正の時間を減らすことができたと思います。

また、上司の立場からも、締め切りギリギリに相談にこられるよりは、事前に相談しておくことで、締め切り前にはこちらの持ってくるものがある程度想定できるレベルになり、先のことを考えやすいのかなという思いもあります。

そのほか、上司以外に対しても早めにコミュニケーションをとるようには心掛けました。


④ 人に依頼できることは人にお願いする

これは育休をとった先輩からのアドバイスで、時短で時間がない分、自分でしなければならないことと依頼すべきことを意識して分け、依頼しておけば実施してもらえることについては、他の人に依頼することも有効に活用すべし、とのことでした。実験業務について、実験評価の補助担当もいるので、実験評価に関する内容については、早めに依頼して補助担当者に実施してもらえるようにしました。自分がやらないといけないのかどうかについて、第二子妊娠を意識していたこともあり自分がいなくなっても大丈夫なように、という意味合いも含め、依頼できることは依頼するように考えて業務を進めました。


まあそれでも時間が足りない分はあるので、帰宅前一時間は毎日タイムアタックです。。。最終的にはお迎え間に合わないと帰らざるを得ない。。。

子供が少し大きくなると、どうしても残業しなければならない日は30分の保育延長もしましたが・・・第二子育休復帰後しばらくはまた時間制約が厳しい状況が続くので、頑張りすぎずに効率よく業務を回していかなければなと思います。




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