投資について考える。~子供の教育費と夫婦の老後資金~

38週妊婦健診にて、「内診グリグリ」(卵膜剥離)というやつをやられてきました。。。聞いてないよ~。

子宮口が前回37週前時点で2cm開いており、38週時点で赤ちゃんも成長しているから・・・とのことでしたが、グリグリされる心の準備ができてません。。。来週39週ならあるかな、と思っていましたが、今回の健診でされるとは。予定外です。痛いかどうかは人によるかもしれませんが、私は結構痛かった。初産のときには予定日過ぎても出産に至らず、予定日後の健診にてグリグリされて痛かったのですが、その日のうちに陣痛が来て、翌日出産となりましたので、今回も早いうちに来るか?と思いましたが、2日経過しても出血はありつつも陣痛はなし。まだ早かったんじゃないかな?とちょっと主治医を恨みつつ、今週・来週あたりの出産の可能性を踏まえて入院準備をしています。


以前の記事、「子供の教育費、いくら貯めておけばよいのか?」にて、「教育費として準備する額の目標は、1人あたり1000万円」「夫婦の老後資金 2000万円(最低ライン)」と結論づけました。子供は2人予定なので、トータル4000万円ですね。

サラッと言ってますが、結構な金額かと思います。・・・ちゃんと貯められるかなぁ。。。子供一人であれば、子供が大学期間中のみ、私の給料をすべて大学資金に回せばどうにかなるかな?と思ってましたが、二人分、大学期間が重なること&自分たち夫婦の年齢を考慮すると、今から考えておかなければいけません。夫はあまり先のことを考えてないところもあるので、私の方で貯蓄については頑張らないとな、と思っています。(夫の方でも、会社の財形制度を利用してそれなりに貯蓄はしてもらっていますが、基本的に楽観的であまり先のことを心配しないタイプなのです。投資・運用なども興味がない)

以前記事を書いた後で、金融関連の情報をいろいろ調べたり、家のマネープランを検討してみたりしましたが、貯蓄だけでは厳しい額。さらに先日受講したマネーセミナーで、老後資金はもっと必要(ざっくり4000万~5000万?)、とのこと。。。別で取り寄せた冊子にも、5000万くらい必要とのことだったので、それなりに信憑性のある数字なのでしょうね。。。うちの場合は共働きにより厚生年金月額が平均よりあるのと、退職金が二人分であることを考えると、退職金を除く貯蓄分は5000万円には届かなくても、定年まで働くのであれば不足はしないと考えてはいますが、持ち家なく賃貸であるため、その分のプラスも必要。。。ふう、大変です。

なお、持ち家でない理由は、夫婦ともに同会社のため、転勤の可能性が高く・・・家を所有するメリットがないため、また、今住んでいる地域に老後住む可能性が低いため。老後のことを考えると若いうちに住宅ローン頑張って家を購入した方が良いのかなとは思ってしまいますが、家を購入してしまうと身動き取れなくなることもあり、現状は購入を考えていません。


老後資金のことをきちんと考えると、貯めるだけでは無理、ちゃんと投資のことを考えねば、と思い、産休・育休の時間を利用して、少し投資のことを真面目に考えたいと思います。


まずは、自分の投資経験を振り返ります。2008年就職し、少し準備資金を貯めた後、ネット証券の口座開設をしました。きっかけは、大学時代に読んでいたゲーマーさんの日記(昔からRPG低レベルクリア系のやりこみレポートが好きでしたので。。。)の中で、日常的に株をやっている話を読んだことで興味を持ち、社会人になって軍資金ができたらやってみたかったということ、社会人になり実家が就職先から遠方だったため航空会社の株主優待を持つことで帰省費用が抑えられるだろうなという計算から、就職後やってみたかった一つとして株式取得を始めました。運よく(?)リーマンショック後の開始ができたこともあり、多少の損失はあっても投資はやめたいと思うほどのことは起こらず(JALの経営破綻は株持っていたので影響ありましたが・・・今思えば勉強代です)、細々と続けています。

株については、売買益狙いで短期(数か月単位)の取引をしていた時期も少しありますが、本業が忙しくなると割と放置になること、短期売買目的は株価変動で結構メンタルに来るので本業に悪影響、といったことから、今は株主優待目的で長期保有、株価上昇や株主優待に飽きたタイミングで別の株に乗り換えたりしています。値下がりした株は、普通は投資としては良くないのでしょうが、損切りが苦手なので、塩漬けにして、上がったタイミングがあれば売却、なければそのまま株主優待&配当目的と割り切って保有し続けています。なので保有モチベーションの意味では株主優待が自分の中では重要だったりします。

株主優待については、もらってから活用できるものは良いですが、結局現金の方が使い勝手が良いので、今後は配当狙いの株も考えた方が良いのかな、と思います。でも優待で何かちょっとしたものがもらえるのはうれしいので、今後も株主優待目的の保有はちょこちょこ続けては行きたいです。

株について自分のスタンスとしては、結局は値上がり目的で取得してもうまくいかないことが多かったので、長く保有したいと思える株に目をつけておいて、日経平均株価が比較的下がっている時期に購入する(企業単体の株価ではなく、日本の市場全体として、株価が下がっている時期を選んで購入)というやり方かなと思います。今はコロナウイルス影響で市場がどうなるか怖いので、保有株式を手放して様子見ていますが・・・株価下落するようであれば、購入に動きたいかなと思います。株価が上がり続けるなら保留です。

FXについても一時期経験あり。これはポイントサイトで口座を開くとポイントがもらえる、といったことを入り口としてやってみましたが、・・・損切りがうまくできないがために自動ロスカットで損失を出すことが多く、自分には向いていないので1年もせずに終了。金額的にはそれほど多く費やしていないので、損失分はあきらめて、為替について学ぶ社会経験になったというくらいにとどめました。。。為替変動についての(痛みを伴った)理解があることは、投資信託の方にもプラスの影響はありますし、本業の方でも海外とのやり取りもあるので、会社の売上・利益の理解のためには役に立っている気がします。

結婚前の投資経験についてがここまで。投資、というよりは投機、となりますね。株で20万、FXで10万くらいの損失ありましたが、社会人になってから結婚までの期間の投資については、元手が少ないこともあって、この程度で済んでいるのかなと思います。一方利益はというと、リーマンショックで株価が下がったところからのスタートでしたのでそれなりには株式売却益が出たかなというところです。ただ、売り時が早かったりしたので、株式市場を理解していればもう少し高値で売れたかな、と思うことはありましたが。経験不足でしたが、今後の投資に活かすポイントなのかなと思います。

失敗もありましたが、元手の少ない若いうちにいろいろ経験しておいてよかったな、とは思います。


2013年の結婚前後でマネーセミナーからFPに診断してもらい、積み立てでの投資信託を開始。国内・海外株・債権と、バランスを考えて選定して進めています。こちらも仕事が忙しく放置気味ですが、投資信託の銘柄選定後は年に1回くらい状況を見直すペースで、手間をかけずにコツコツ積み立てができるので、NISA口座を活用し、継続して投資しています。月6万、開始当初は子供もいなかったため、毎月結構な額積み立てるのだな、結婚で貯蓄ペースがどのくらいにできるか心配だな、と思っていましたが、共働きで、生活費は一人暮らしの時より余裕ができたので、第一子育休中含め、何とか継続できています。

こちらは完全に放置気味ですが、積み立て投資はある程度資金を貯めないと成果が出ないものと割り切っているので、年1回、あるいは2年に1回くらいのペースでFPとの打ち合わせで投資信託銘柄見直しをするくらいで、開始当初からほとんど変更なし。

毎月一定額購入のメリットとしては、相場変動があっても長期で見れば平均的な価格での購入ができ(高いときにたくさん買って後から価格が下がって損失、といったリスクが低い)、ずっと市場を見ている必要がないので、しょっちゅう株価チェックする必要がなくて楽ですし、価格が高いときには資産が増える反面、価格下落しているときには購入口数が増えるので、その先で価格が戻るのであれば、結果的に数量が増えて得になるということ。価格変動はあっても時間を味方につけられる30代であればメリットがあり、毎日のようにチェックするなどといった手間もかからないので仕事が忙しくても続けられ、自分には合っていたのかなと思います。

なお、毎月一定額購入については、「ドルコスト平均法」という方法と言われているものです。

その他、投資とは少し異なりますが、会社の財形貯蓄についても細々と実施しています。出産後フルタイムに戻してからは金額を少し上げています。また、財形とは別で、FPの勧めにより、投資信託のみではリスクがあるため、一部保険商品での運用も実施しています。


今後の投資の方向性については、今までのものが第一子出産前から実施していたものがほとんどで、育休明けてからは忙しさにかまけてほぼ放置となっておりますが、ここから先どうするか?を考えなければと思いますが、基本的には、投資信託を増やす方向で考えています。

株とかFXとかいろいろやったけれども、結局個人で実施するのは失敗も多いですし、今後もそれほど時間も確保できませんし。遠回りはしましたが、経験したことによりかえってプロに任せる気持ちが強くなったのと、投資信託についてFPの勧めで数年経験したことで理解できた部分もあるので、今後は投資信託を増やしていこうかなと思います。変動はあるにせよ、長期で積み立て購入で進めていけば、そこまでリスク高くなく資産形成を進めていけそうなので。


産休開始後に見直した現状の貯蓄内容を見ると、ざっくりと、預金:投資(株・投資信託):保険・財形=5:3:2の比率となっており、現金比率が高めとなっていました。

結婚後、月々の投資信託と財形以外は何かあっても良いようにと現金での貯蓄を増やしていたのですが、産休開始時点で何か不測の事態が発生しても乗り切れるだけの預金を確保できたこと、昨年度昇給があった分を月々の投資金額に反映していないこと、子供の保育園料が3歳を過ぎて無償化対象となったこと(保育料については、第二子保育園入園でまたかかりますが・・・)、などなどから、この先投資金額を増やすことはできるのかなと考えています。ただし、金額upして生活に困るようなことになってはいけないので、第二子育休復帰後~時短解除までは、貯蓄ペースは抑える形にはなりますが。。。私の時短解除~第一子小学校卒業までが一番の貯蓄期間となるようなので、その期間は頑張って貯蓄に励もうと思います。


夫婦の貯蓄を増やしやすい期間として、よく3つの期間

 ① 出産前

 ② 子供幼少期(~小学校)

 ③ 子供大学卒業後~定年まで 

と言われていますが、①はもう過ぎてしまっていますし、③は我が家の場合は期間が短くなりそうなので、②のところで頑張っていかないといけないですので、ここから先のペースを上げていきます。。。とはいえ、目標高く設定しすぎて貯蓄に励みすぎて、今を楽しめないのも意味はないので、ほどほどのペースでは進めたいと思います。

まあでも①の時期の一番の投資は、自分の仕事能力upによる昇給だったんだろうなと思います。20代、30代前半くらいまでは、頑張った分だけ成長もできましたし、給料にも反映されたかなと思います。今後は給料は伸びないので、投資・資産運用で頑張っていこうかなと思います。


最後に、40代年収別の貯金額についてのデータを見つけたので、自分のモチベーションのためにも記載します。


年収300万円未満 平均値:261万円 中央値:26万円
年収300万円以上500万円未満 平均値:617万円 中央値:407万円
年収500万円以上750万円未満 平均値:934万円 中央値:649万円
年収750万円以上1000万円未満 平均値:1417万円 中央値:1308万円
年収1000万円以上1200万円未満 平均値:1852万円 中央値:1500万円
年収1200万円以上 平均値:3369万円 中央値:2400万円

私自身はまだぎりぎり30代・・・ですが、もう40代を見据えて、目標にしたいなと思います。。。

※上記については、リンク先より、『参考データ:2018年の「家計の金融行動に関する世論調査」』とのことですが、エクセルでデータ閲覧可能となっており、データそのものもなかなか興味深いです。こどものこづかい額、なんて項目もあったりして面白そうなので、時間があるときにいろいろ見てみようかなと思います。あと、世帯年収別の目標貯蓄額が記載されていたりとか・・・目標が高いなぁと思います。。。


貯蓄の目標額、心が折れそうなところもありますが・・・これから先、特に育休明けてから、頑張っていこうと思います。。。

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