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四国遍路 84番屋島寺〜86番志度寺

お久しぶりです、美柑らむちです。
少しずつ、配信も再開しつつ、まとまった休みを狙ってお遍路に行くことを狙っている今日この頃です。

とはいえ、12月から、とある資格を取るために講座を受けることになったので暇がなくなってしまう。

というわけで、2泊3日予定を開けて、一気に残りの香川の札所を回ってしまおうという試みを致しました。
ただ、歩きオンリーだとおそらく間に合わないので、公共交通機関などの乗り物を組み合わせて回っていこうと思ってます。

本日は、松山からやってきて、84番の屋島寺からスタートしました。
順番がバラバラになってしまうのですが、このスケジュールしかない!と思って。
四国遍路はどんな方法でどんな順番で回っても良いとされています。
それぞれ、みんなこだわりがあってそれに従っていますが、今回は日程を優先することとします。
それでは、始まり始まり〜!!

午前中に高松駅着。
そこから、屋島駅まで電車で一本。
さらに、「屋島山上」まで行くバスに乗り換える。
このルートをもし、歩きで行くとすれば、屋島の駅から山上までは1時間ほどの模様。

屋島駅の石のモニュメント
屋島山上までは、ラッピングバスで
山上までの道のりは景色も綺麗

バスに乗ること10分。屋島山上に到着。
ここからは、屋島寺まですぐそこである。

バスの乗り場からすぐの門
少し古めかしい本堂は、塗りが綺麗
たぬきは弘法大師とも縁が深い

この屋島という土地は、「屋島の戦い」で有名な源平合戦の古戦場跡だ。
ゆえに、この屋島地域一体にそれ由来の血生臭い話や、この地で亡くなった兵士の墓も多く残る。

血のついた刀を洗ったために、かつては真っ赤な血の色に染まったと言われる「血の池」今は赤くない。
季節はまさに紅葉の好適期!
自然豊かな遍路道をゆく
景色は山岳寺院の醍醐味

屋島寺から次の札所八栗寺までは山を下って遍路道を歩く。

かつて栄えていたただろう廃墟の宿泊施設は、すっと何かが壊れるような音がしていて不気味だった。
山の中の遍路道。道案内は親切だ。
落ち葉から秋の風情。
道は整備されてはいるが、下りの連続は決して歩きやすいとは言えない。
猪よけの柵。

八栗寺ケーブル駅から、八栗寺山頂まではケーブルカーが出ている。
満点の自然の景色のなか、なぜか昭和歌謡が流れる車内。
ケーブルカーの駅舎は簡単な売店になっていて、お土産も買える。

ケーブルカーで山上へ
昭和歌謡が流れる車内。

ケーブルカーを降りるとひんやりとした山の空気が肌を撫でる。
9月にお遍路を始めた頃はまだまだ暑かったのに…季節の訪れを感じつつ八栗寺をお参り。
地元の愛媛も例外じゃないけれど、四国では紅葉が見られるようになってきて、景色がすっかり秋めいてきた。
本当は11月って普通もっと寒いから、遅いくらいなんだけどね。

少しずつ色づきつつある山々。
木のトンネルの山道を歩く。
八栗寺境内の立派な塔
ケーブルカーの帰りの駅で、梅茶のお接待をいただいた。ほんのり梅の旨みがしてとても美味しい。


次のお寺、志度寺までは一度八栗駅までを戻って電車で向かう。

ことでんのレトロな車内と、窓から見える一面の海は、どこか懐かしい気分になる絶景。  
志度寺も大きな塔があった。
木造りがシックな雰囲気の本堂
志度寺の境内は、数多くの植物が植ってまるで迷路みたい。納経所探すの苦労した。
奪衣婆にお堂があることあるんだな…
なんかあるなぁ
開いてるけどいいのか

ここで時刻は17時くらい。
今日の日程はここまでなので、宿をとってある高松へ。
宿に関しては前回、へんろ宿で少し嫌な思いをしたので(全部の遍路宿が悪いわけではないけど)、今回は高松のビジネスホテルを拠点に二泊して回ることにした。
この方法のメリットは荷物が置けることと、どんな宿か不安に思う必要がないこと。
あとお風呂やらトイレやらが個室にあるので人に気を遣わなくて済む。
小さいことながらこれがすごく快適。

明日は順番的には少し戻るが、81番〜83番を打つ予定。山道を歩かなきゃいけないので、頑張るぞ!

屋島寺〜八栗寺ケーブル〜八栗寺〜ことでん八栗寺駅〜ことでん志度駅〜志度寺
徒歩距離13.56km 20097歩

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