優等生でしか生きられなかった症候群
「見通しを持ちづらい特性があるので、無鉄砲なタイプはより無鉄砲に、慎重なタイプはより慎重になっちゃうんですね。」
三男の療育の先生がそう話してくれた。
その日は運動サーキットのプログラムだった。
目の前のハシゴや平均台をこなす子どもたちは、その言葉どおりヒヤヒヤするくらいにヒョイヒョイ進んでいく子と、焦ったくなるくらい動かなくなってしまったり親にヘルプを求める子とハッキリ分かれた。
見える行動は真逆だけれど、根底にある困り感は同じ…。
私自身にも心当たりがあった。