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抗がん剤(TC療法) 1回目

手術1ヶ月後に、抗がん剤を始めることになりました。21日間おきに全6回の予定です。抗がん剤を投与できるかどうかは、身体の状態によります。私は入院の前に、24時間蓄尿して、腎機能を確認しました。(クレアチニン・クリアランス検査)
入院日には、コロナに罹患していないか確認するための胸のCT、採血と採尿を行い、その日はゆったりと過ごしました。
当日はアプレピタント125mg(吐き気止め)を1錠飲み、デキサート、ファモチジン、ポララミン(ステロイド/抗アレルギー薬)を点滴。続いてグラニセトロン(吐き気止め)点滴。

その後パクリタキセル(抗がん剤)投与が始まりました。看護師さんが防護服のような格好で処置を行うのを見ると、これだけのものを身体に入れるのか・・と、少し不安になります。
パクリは通常3時間くらいで落としますが、私の血管が細いのか、5時間以上かかってしまいました。

次にカルボプラチン(抗がん剤)を1時間かけて投与。最後は生理食塩液を落として終了。かなりの長丁場でしたが、吐き気やアレルギー反応は一切無く、心配していた辛さはありませんでした。

TC療法をすると、99%の人が全身の毛が脱毛するそうです。氷で冷やすと血行が悪くなって脱毛や手足の痺れが防げる、という話を聞いたため、眉と睫毛は抗がん剤投与の10分前から氷嚢で冷やしました。病院によっては、アイスグローブなどを準備してくれるところもあるようです。

パクリタキセルにはアルコールが入っているため、すごく眠くなります。睡魔と戦いながら、必死で目元冷やしている自分は、なんだか愛おしいです。




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