抗がん剤治療にどう向き合うか

抗がん剤治療と聞けば、脱毛、吐き気、倦怠感、など重い副作用を想像して、誰しもやりたくないと思うでしょう。
私自身、抗がん剤治療を受けずに治す方法はないものか、と悩みました。「抗がん剤は毒でしかない」「自然療法でがんが消えた」といった内容の本も溢れています。手術後、様々な本を読みあさり、やはり標準治療である抗がん剤治療は受けるべき、と感じました。身体の中に残っている小さながん細胞を、しっかり叩いておきたいと思ったからです。
決めるのは、医師でもなく家族でもなく、自分自身です。

卵巣がんの抗がん剤治療

パクリタキセル(T)とカルボプラチン(C)を、3週間おきに点滴投与するTC療法を6クール行うのが一般的です。初回の投与は、抗がん剤がどう身体に作用するか慎重に見るため、7~10日入院します。抗がん剤の受容性を認められると、次回からは外来、あるいは1泊入院での治療となります。

抗がん剤に耐えられる身体と心

抗がん剤の副作用は千差万別です。
闘病ブログなどを見てみると、強い吐き気、手足の痺れ、口内炎、倦怠感、高熱、様々な症状を目にします。しかし、私の初回投与は、副作用を感じることなく、あっさり終了しました。
気をつけたことは、やはり「気の持ちよう」。抗がん剤投与の際に「パクリくん、カルボちゃん、ありがとう。がんをしっかり退治してください」「私の身体すごいね、頑張ってるね」と、語りかけました。この治療には効果がある、私は大丈夫、と暗示をかけることで、つらい副作用を感じずに済んだのです。

これから抗がん剤を受ける方は
 ・副作用の恐ろしさを考えないこと
 ・自分は大丈夫だと暗示をかけること
この2点をぜひ試してみてください。


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