<新潟2歳Sの狙い馬探し>

ここでは新潟2歳ステークスの狙い馬探しをいたします。

【1】道中スローからのよーいドンゆえに…????

→前半はスローで流れ658mの直線で全馬が一斉に「よーいドン」が新潟2歳Sでの恒例の流れです。

つまり、658mの直線で速い脚を使った馬の勝ち。

ようは、「上がり3ハロンのタイムが速かった馬」が分かりやすく好走します。

実際に近10年の当レースの、上がり3ハロンの速さ別の成績をご覧ください。
上がり1位&2位の馬が全勝&16連対しています。

上がり1位の馬 複勝率90% 5.3.1.1
上がり2位の馬 複勝率75% 5.3.1.3
上がり3位の馬 複勝率40% 0.2.2.6
上がり4位以下 複勝率 6% 0.2.6.126

前走で「速い上がり」を使って勝ってきた馬が
多く出走する一戦だけに、今回どの馬が最速級の
上がり脚を使ってくるか推察するのはカンタンな
作業ではありませんが各馬のこれまでの走りの
内容、レースレベル比較、時計の比較、ラップ比較、今レースへの上積み度、適性面、血統等を様々に勘案したうえで「今回のレースで速い脚を使って
きそうな馬」を多角的に察する作業が有効と言えます。

【2】前走「ダリア賞」組が大不振

→近10年の前走別成績をご覧ください。

前走でダリア賞を使ってきた馬の不振ぶりが目につきます。

新馬&未勝利組より低調です。

新馬   複勝率22% 7.6.8.75
未勝利  複勝率17% 2.3.1.29
ダリア賞 複勝率 8% 1.1.0.24

ダリア賞組=ダリア賞で「好走」してきた馬が

多いワケですが、新潟の内回り1400mコースで

行われるうえに少頭数、平均ペース的に流れる

ことも多いダリア賞と、外回りのマイルでしかも

多頭数になり、スローからよーいドンで終いの脚を

競い合う新潟2歳Sでは、好走のために求められる

資質がまったく「逆」。

ですので、前走ダリア賞で好走した履歴
=「負の履歴」となり、この低調ぶりに
繋がっているのことが考えられます。

【3】前走「東京」出走組に要注目!

→当レース通(1.3.2.9)で複勝率40%と、
他場経由の馬よりかなり優秀です。

新潟などよりも「出走馬のレベル」が高いのが、
夏の東京の2歳新馬戦。
そんなレースを勝ち上がってきた馬には
相応の評価が必要というワケです。

【4】父が非サンデ−系、グレイソヴリン持ちの馬がよく穴をあける

→2011年以降の当レースで6番人気以下で好走した
「穴馬」9頭のうち8頭が父が非サンデ−系、または
グレイソヴリン持ちの馬でした。

11年3着クイー  9番人気 ▽   
12年2着ノウレ 10番人気 ▽  
12年3着サウン  9番人気 ▽   
13年3着ピーク  6番人気 ▽◆ 
14年3着ニシノ  6番人気 ▽  
15年2着ウイン 12番人気 ◆  
15年3着マコト  8番人気 ◆ 
16年2着オーバ  6番人気 ▽
18年3着ジョデ  8番人気 (下記参照)

▽=父が非サンデー
◆=グレイソヴリン持ち   

人気が低めの「力量的に劣る馬」がこのレースで
好戦するためには、キレや瞬発力だけでなく高次元の
スピードを持続するためのパワーが必要=パワーの
含有量が豊富な馬が多い父系が非サンデー馬の馬、
あるいはグレイソヴリンの血を備える馬が穴を空ける有資格馬となりやすい、という事なのでしょう。

昨年は8番人気で3着のジョディーが当項目に
該当しない血統でしたが父がダイワメジャーで、
母父がモンズンという鈍重スペシャル配合。
やはり、パワー含有量の多い血統の馬が狙い目という事なのです。

以上です。

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