誘発分娩レポ
3/7に長女出産した。
その時の様子を記録を兼ねて書いてみる。
2/25予定日だったはずなのにどんどん時が過ぎ
3月になっても出産の兆候なく
3/1の健診時にこの後もそのまま
お産が進まなかったら入院して
誘発分娩にしましょうと言われる。
誘発分娩とは
お医者さんが陣痛促進剤を使用したり、別の方法によって、人工的に分娩を開始させることを誘発分娩と言います。
先輩ママさんから
誘発分娩は痛いよ、無理やり陣痛を起こすわけだからリスクもあって危険だよと言われてたので
震え上がってビビりまくり陣痛が来るジンクスと言われるものを全てやったが
結局陣痛は来ず運命の日になってしまう。
41週2日
3/6 8時45分入院
診察
→子宮口1cmでまだ硬い
まずは子宮口を柔らかくすることから始めようとのことでプロスタグランジン内服開始(1時間に1錠を6回)
10:15 1回目内服 NST装着
→飲んで30分くらい経つとなんとなく腰が痛い
※ NST(ノンストレステスト)とは、胎児心拍数と子宮収縮を調べる検査。赤ちゃんの元気度に問題ないか、母親のお腹の張り具合を調べる。
11:15 2錠目
→腰の痛みが強まった気がする
12:15 3錠目
→13時前頃からなんとなく下腹部が痛くなる
13:154錠目
→痛みが無くなる
14:15 5錠目
→痛みがなくなり眠くなる
15:15 6錠目
→終わって痛くなければ診察無しで今日は終了
同室者の悲痛な呻き声が聞こえ不安感が増す
15:40診察
→指1本だが朝よりいいかもとのこと、
明日にはメトロ入れれそうだと
診察後なんか痛い
※ メトロとはゴムの水風船のような 器具。
子宮腔内に挿入し、生理食塩水を注入してふくらませる。子宮容積を増大させ、子宮の収縮を誘発することにより、子宮頸管の拡大を目的としている。
子宮口が開いてくると自然に抜けてくるらしい。
この日はこのまま痛くならず就寝
朝まで爆睡コース
ー2日目ー3/7
5:30起床
5:45 NST装着開始
この日も朝からプロスタグランジン錠内服する
6:00 1錠目→変わらず
7:002錠目→若干痛い、、?ご飯食べた後の胃痛なのか分からず、、張ってる感はある
8:00 3錠目→変わらず
9:00 メトロ挿入 はじめは研修医が施行したのか全然入らず、2回目チャレンジようやく入る
その間とても痛くて地獄
入り終わったらそうでも無い
10:00 NST再開 左向きになったらすごく痛い
10:15頃から7分おきに猛烈な痛みが襲う
10:20 点滴ルートのみ取りに来る とても痛い
10:35 オキシトシン点滴開始
※オキシトシン・・・分娩時に子宮の収縮を促すことで陣痛を誘発したり、出産後に子宮の回復を促す効果がある。
12:00 お腹は空くが5分間隔で痛みが襲ってくるため昼ごはんは急いで無理矢理詰め込む
14:00 2分間隔になる NST上でも痛み引いたらまたすぐ来てるのが分かるくらいになってきた様子 メトロが抜けかけている感覚もある
14:30 内診でメトロ抜けてる事確認、希望が見える
15:30 痛みが酷くなる 痛くて歩けないため車椅子で分娩室へ移動する
子宮口6-7cm ここで破水してるよと言われるも
17時の診察ではしてないと言われる
16:00痛みが強くて頭おかしくなりそうになる
ベッド叩いて「私が悪かったからもう許して!誰か助けて!もうやめて!」と叫びまくる
17:00頃医師へ懇願してオキシトシン点滴を強制終了する。しかし終了後もずっと陣痛あり
19:30頃 子宮口9.7cmくらい まだいきんじゃダメと言われ絶望、もう陣痛来る度にいきんでしまう、何度もナースコール押してうるさいモンスター妊婦と化す
20:00 いきんでしまった瞬間なんか液体が出る。
私はずっと排尿だと思いごめんなさいと謝ってたが破水だったよう。
21:00ようやく分娩台へ いきんでもいきんでも出てこない
それでも1時間以内に産んでやると決心 陣痛よりも助産師さんの指が動き回る方が痛くて陣痛どう!?って聞かれてももはや痛みが強くなってるのか引いてるのかも分からない
もう見えてるよ!髪フサフサだよ!と励まされる
21:23誕生 ほんとにずるっと出る、、。
出た時の終わった感、、赤子が出る瞬間に夫にテレビ電話する約束してたのすっかり忘れてて急いで電話。産声は聞かせられた。
体重3941g 体重聞いた時ドン引き。
大きすぎてちょっと呼吸が悪く一晩酸素ルームへ
出産時は何が起きてるか分からず
後から、赤子を吸引したのか股は会陰切開したのか質問攻め
結局会陰切開も吸引もせずに産まれたよと!
ただ会陰はズタボロで30分程度縫われ、、
痔も出てしまって戻せないと(夜に無理やり戻した←)出血400ml程度
胎盤650g 見せて欲しいって言ったら持ってきてくれて、触らせてくれた
胎盤ベタベタ触りハイテンション
こいつが赤子を守ってくれて育ててくれたのかと思うと胎盤すら愛おしい
23時40分頃初トイレ
0:10頃初対面、何度見てもデカい。
助産師さんみんなに 小柄な(152cm)お母さんからよくあんな大きい子産まれたねと言われ続ける
無事母子共に健康に産まれたが
大きさ故赤子は鎖骨を骨折していた。
(1ヶ月くらいで元通り)
自分は痛みに強いから叫ばないだろう。なんて
油断していたがお産は壮絶だった。
だが、子どもの顔を見たら痛みが吹っ飛ぶ
というのも本当で産んだ瞬間今までの疲れが嘘かの
ようにスッキリしたのも覚えてる。
きっともっと壮絶な出産を経験した人は
ごまんといると思うがそれでも
私の人生の中で1番壮絶な1日だった。
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