想像を超えていけ

こんにちは。今日は蹴球部の先輩に教えてもらった「想像を超えていけ」という言葉について。

情報社会の現代に置いては、何も知らない状態で意思決定をする機会はほとんどありません。進路を選択するにしても、どのお店でご飯を食べるにしても、どの商品を買うにしても、ググるという言葉ができたように、ググることは当たり前の作業になっています。

なので、多少のサプライズはあれど、全く違うものに出くわす可能性は限りなく低いです。

つまり想像の範囲内で生きていくということが、基本的な過ごし方になります。そうなってくるとほとんど結論のわかっている状態で物事が動いていくので、喜怒哀楽の感情の起伏が弱まっていきます。これは僕の経験からも強くそう感じます。

社会人も同じ会社に5年も通うと、慣れてきます。朝会の発表に緊張して、早く着て準備していたものも、さっと10分くらいでそれなりのものを作れるようになります。自分の予想できる範囲が、もちろん年を重ねることで広がっていくことはありますが、そのびっくりするような出来事との出会いも減っていきます。

そんな僕の衝撃はやっぱりワールドカップでした。

僕の一個上である本田選手・長友選手は身一つで世界と戦っていました。前人未到の世界に挑んでいました。ACミランやインテルへの挑戦はググって出てくるレベルのものではありません。僕らの想像を超えていった彼らだからこそ、人は熱狂するのではないでしょうか。

そのためにも、目の前の常識を疑うことから始めていかないと、想像の範囲内で生きていくトレーニングを積んでしまっている今では、想像を超えていけないのかもなと思っています。


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