雑でもいいから作り上げることの重要性
映像に限らず、モノを作るというのは一筋縄ではいかないものです。
作ってる最中に、「これで良いんだろうか、もっといいものができないだろうか」と、常に自問自答しながら作成するというのはクリエイターあるあるだと思います。
じゃあその落としどころは何なのよ?って話なんですが、私は「雑でも良いから完成して作り上げることを継続する」というのを意識しています。
「雑でもいいから作り上げる」というのはよく聞く話ではあるんですが、要は自分の製作スキルのラインみたいなものを、徐々に上げていく、みたいな感じです。
例えば音声は絶対音割れさせないとか、人の声がBGMにかき消されないように調整するとか、制作していく中で「ここだけはしっかりやっておきたい」みたいなポイントというかラインはどこかしらにあると思います。
そのラインだけは守っておきつつ、雑でも良いから作り上げて、それを繰り返していくことで練度を上げていってラインを少しずつ上昇させる、みたいな。
そうすることで製作スキルは着実に上がっていくのかなと思っています。
私の話でいうと、私はUdemyでコースをいくつか公開していますが、最初の時期に出したコースと最近出したコースとでは、明らかに仕上がりが違います。
無料コースなんかは初期の頃に出したのですが、今の自分からしたら「あ、ここ編集甘かったな」と思うことが結構あります。
ノイズ除去の精度だったり、テロップのタイミングだったり、喋り方だったり。
でも当時の自分は100%全力で作ってたんですよね。
そして当時の日記を読み返してみると1週間でコースを作り終えていたらしく、今思うとエネルギッシュだったなあと思います。
今の自分から見ると雑ではありますが、それでも作り終えたからこそこうして成長に繋がってるのかなあと思ったりします。
真面目な人ほど「これで良いのかな」と悩んでしまうかもしれませんが、少しは肩の力を抜いても良いのかもしれません。
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