見出し画像

献立難民激増問題

僕は和食の店をやっているわけなんですが、例によって今休業中。
テイクアウトをやりながらお客さんと話しているうちに色々な事に気づかせてもらっている。

元来、割烹料理出身なので、どうしても料理の本質にこだわりがちなのだけど、そうでない分野が広く広がっているのをきっちり理解していないというか、理解しようとしていなかった部分があるのは反省すべきところだったと思う。

僕らが子どもの頃のように、家でご飯を食べるのが当たり前で、外食は行くだけでもイベントでありレジャーであった時代と違って、今は「どこでも何でもすぐに食の希望を叶えられる環境が常にある。」状態では、自炊の回数は必然的に減っていくわけですよ。

そんな中で、こんな事態になって飲食店は閉まっちゃうわ子どもはずっと家にいるわ、旦那はテレワークで家に居て、外に出りゃ危険と隣り合わせな上に、下手すりゃ非難されかねないから家で食事をする事に。

そんなん言っても、ただでさえ少ない料理のレパートリーなのに、3食毎日配給しろって(-_-;)
多分今はレシピ本が売れまくっているんでしょうなー。

そんな訳で、まぁプロを25年もやっているわけですから、少しは皆さんのお役に立たないとと思い、少し簡単で役に立ちそうなレシピ載せていこうかと思います。

◆とても自由なカレー丼◆

自由な方におすすめしちゃう、1人でも10人でも何もテクニック要らずに、しかも栄養も自由自在、これだけで食事が済むので副菜も汁物も不要な優等生。
今日は面倒がない「最高に簡単な」バージョンでいきましょう。

【用意するもの】
◆冷蔵庫の余っている野菜や肉、魚、又は入れたいもの。
◆カレーパウダー(SBならどこでもあるかと思います)
◆片栗粉
◆めんつゆ
◆水

1 鍋に水とめんつゆを入れて火にかける。
量はパックに記載されている「丼もの」の濃さで。僕は薄味なので普段はもう少し薄めにします。
水と麺つゆで1人前150㏄くらいにする。

2 入れたい材料を任意の大きさに切って入れる。

3 カレー粉を椀などに準備。分量は1人前にコーヒースプーン山1杯くらい。片栗粉も同じくらいを合わせて水でとく。

4 全ての材料に火が入ったなって思ったら、一旦火を止めて3をゆっくり回し入れていく。

5 入れたらもう1回火にかける。

6 ごはんにかけて出来上がり。

★濃さを変えて麺類に使うと所謂「カレー南」に。
★材料を炒めたりしても。その時辛いの入れたりしちゃってもいい。
★カレールウを少し足したりしても。
★ねぎと牛肉とか、たまねぎと鶏肉とか、そんなシンプルなのでも美味しい。
★日本のカレーに比べて、極めてカロリー低いのでそこがいいところ。

お試しあれ♪

画像1


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?