○ 女性である前に人である
お陰様で無事にYが1歳を迎えられました。
元気でいてくれてありがたい気持ちと、この1年の自分の体の変化を思い力が抜けた。
妊娠〜産後のからだとこころの変化は『 自分が女性である 』ということから逃げられず、打ちのめされる部分があったように思う。もちろんよろこびもたくさんあった。
性別につけたり、乗せられている様々な色やフィルターや役割などを思うと泣きたくなってくる(よろこびもあるのに)。自分をそういう包み紙で包んで、他の人もそのようにラッピングされたものとしてプレッシャーをかけて見ているのだ、なんて苦しいことだろう。
『 わたしは女性である前に人だった 』、そうつぶやくと少し楽になる。
母である前に、親である前に、娘である前に人だったのだ。とにかく自由になりたい。
たくさんのものを自分に貼り付けてしまったことに気づいた産後1年の今。
そうだった、人だった、とても自由だったことを思い出そう。両方の肩には何も乗っていないことを少しずつ思い出さなくては。
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