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○ 母との関係など




 
ーこれまでの母とのコミュニケーションが、なめらかだったとは言えない。

 
 私は、小学校3年生くらいから、学校であったことなどをあまり語らない子どもだったかもしれない。 3、4年生くらいから女の子は急に大人びたりする。その流れについていけなかったのだろう、どこか心を閉ざしていたかもしれない。
 よく母から、「よその子は学校のことをなんでも話すらしいよ、うちは話さないわね」と言われた。
 たくさん文通をしたり、日記を書くことで、私は消化できていたのか疑問だ(今消化しているのかも)。
 だいぶ大人になるまで続いたのだが、私は多分、両親に格好わるいところを見せたくなかった。様々なことが「事後報告」、両親へほとんど相談しないというスタイル、かたくなさだった。

 数年前にあることがあり、色んな方に迷惑をかけ、私はやってしまったのだ。それも、一人前として認められたい、両親を喜ばせたいという理由から疑問を持たず、自分がおかしくなるまで気づかなかった。結果、両親の家へ戻り、まるで格好悪い姿を見せるしかなかった。

 それは、自分の中によいことをもたらした。「頭の中での完璧さの破綻」みたいなことだった。「どんなにいい人を演じてもそれは破綻するということ」を知った。
 ぼろぼろでもぐちゃぐちゃでもいいから、手探りで進めていくのがいい、その時その時感じることを大切に、じぶんを無視しちゃだめ、ということだった。両親の意見も以前より受け入れるようになったと思う。
 

 お恥ずかしながら、それでも両親とのコミュニケーションが本当になめらかになったとは言えない。

 昨日、実家へ行った。
客観的に、自分のこころが本当にオープンだとは思えなかったけれど、行って良かった。
 言葉では埋められない部分がある。
 もうすぐプチ結婚式を迎えるのだが、「がんばってね」と帰る時に母はハグしてくれた。 うれしかった。

 両親との言葉でのコミュニケーションが上手くいってない方、
 ハグとか、握手とか、いいと思います! 言葉ってむずかしいときがある。
 そして確実に各々が変化、成長していて、関係性も変化しているのが面白く、希望と思える、秋の日。








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