見出し画像

ドイツ語読解力の鍛え方(ゲーテのドイツ語検定試験対策)

「読解力」というとみなさんはどのような能力を想像しますか?

みなさんが想像するのは、一語一語丁寧に調べて読み、日本語に翻訳していくような読み方ではありませんか?
でもそれは「精読」という一つの読み方に過ぎません。

辞書や文法書を傍らに読み解いていくのは典型的な古典語文献の読み方とも言えますね。

けれども、ここはドイツ語や古典語は脇に置いておいて、あなたが日常生活でどんなものを日本語で読んでいるのかちょっと考えてみてください。きっと毎日いろんなものを読んでいることでしょう。Twitterのツイート、Facebookのフィード、Instagramのコメントなどの短くて話し言葉と変わらないものや、Yahooニュースなどのニュースサイトの見出し・小見出しやニュース記事、ブログ記事、様々な書類、利用規約、使用説明書、広告、商品説明等々ありとあらゆる文字情報です。いかがですか?

人によっては娯楽小説や文学作品、実用書などのきちんとした書籍を読むこともあるでしょう。

あなたはこうした多種多様の文字情報を全て同じように読んでいるでしょうか?

例えばSNSの投稿などは大して考えもせず、ざっと「流して」ませんか?ニュースサイトの見出しもそんな感じではありませんか?

では、興味のあるテーマのブログ記事や商品紹介記事、あるいは何かの使用説明書などはどうでしょうか?そのテーマに関して知りたいと思うキーワードや特定の情報を探しながら読んでませんか?

きっと、書類や利用規約、場合によっては書籍もこのような読み方をしているのではないでしょうか。

もちろん、重要な書類や契約は何か落とし穴がないか精読する人も少なくないと思います。

何を流し読みし、何を情報収集しながら読み、何を精読するかは人それぞれですが、読み方自体は大きく3種類に分けられます。

1. 大雑把に読んで大意を掴む - global lesen
2. キーワードや特定の情報を探しながら選択的に読む - selektiv lesen
3. 段落ごとの主旨を理解できるように精読する - detailliert lesen

以下にこの三種類の読み方をドイツ語でできるようにするための方法をご紹介します。

これは同時にゲーテインスティテュートのドイツ語検定試験のLeseverstehen部門の攻略法でもあります。

続きはこちら:


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?