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駆け上がれ美意識の上り坂

結婚式がいよいよ明日となりました。

先月までの痩身エステ(セルライトとかとるやつ)に加えて今週は、シェービング、ネイル、マツエクなどを終え、名古屋領事館での婚姻登録も終えて新幹線大阪に帰っているところです。

しかしまぁキレイになるって大変なんですね....

ましてや今年の夏まで2年間ブラジルで生活し、やっと日本の諸々に慣れてきたところだったのに。

花嫁なんだから!
一生に一度なんだから!
ということで特に美人でもない自分に磨きをかける努力...難しかったです。 笑

(日焼けと保湿に気をつけて、日本人にあったり学校のイベントがあるときだけちゃんと化粧すればいいか〜)という平坦な道を歩いてきたはずだったのに、結婚式をあげるとなったとたん急勾配な登り坂が目の前に立ちはだかった感じ...

TWICEやBLACK PINKのMVを見ては(みんな美し過ぎる...この人たちがエステ行ってドレス着りゃぁいいのに(多分行ってはるし私のドレスよりいいやつを着てる)」と思っていました。笑


なんなら彼女たちにこそ「この度はおめでとうございます、こんな美しいお嬢さんをお持ちになって...」とご両親に伝えるべきでは??笑


振り返ってみれば「結婚準備楽しい〜!」って思ったことは一度もなかったかもしれない。

「たかが家族式で何大げさ言ってんだ」
「うちなんか2次会もあるし大変だったぞ」
と思われる方もいるかもしれません。
でもやりたくないことにお金と時間使うってほんっとに苦痛なんですよね。

家族への感謝を込めて、という式を実家で準備するのもやりづらかった。
ウェルカムボードとかベッドの下に隠しながら作って、気づかれないように宅配便に出したり...

あと友達が来ない= 私たちのセンスや趣味を感じてくれる人がいない。

ドレスとか会場とかウェルカムボードとか家族にしか見せない。家族なんて「あぁ娘よ!」とか「最近の結婚式はこうなのねー」という印象しか与えられないし。
そういう意味で夫婦共々「余興もしないし特に見せどころもないね」ってなりました。笑


もちろんエステなんかは日本にいる間にしかできないし、今は長めの一時帰国みたいなもんだから意義はあったと感じています。


でも結婚準備が楽しかったというか、「私の時はこうしたよー」とか「私がもしあげるならこうしたい!」って言ってる友達と会話することが楽しかった。


ところで、花嫁が結婚準備で一番することってなんだと思いますか?

それは 比較検討です。

指輪、会場、ドレス、ペーパーアイテム、エステ....他にもたっっくさんの項目において、インスタやピンタレストを見て、レビューや口コミ、自分の好みを研ぎ澄ませながら「よりよいものを選ぼう」とします。

検索し、情報を集め、比べて、選ぶ。(そして予約)

ソファーでスマホ眺めてるだけに見えたかもしれないけど、めっっちゃ吟味してたからね? 笑


”決断力“を使い果たしすぎて、(しばらく何も選びたくない...誰か私の代わりに選んでくれ!)とさえ思いました。結構何度も。



情報や参考にできるものがたくさんあるからこそ決めきれないんですよね。
特に物が溢れて、情報量の多い日本では尚更かも。




今日から1週間は、4ヶ月ぶりに会う夫と過ごします。日本では2回目のデート。
まだ新婚生活も始まってなくてすごい変な感じだけど、美意識の坂の頂上についたら、すこしゆっくりしようと思います。


坂の向こうは下り坂なのかな....

#やる気のない花嫁

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