心境の引っ越し


わたしが文章を書いていない間にもちゃんと月日は流れていて、日々が簡単に使い捨てみたいにポイポイ投げられちゃって、床に転がった日々を拾って丁寧に広げて思い返す、みたいなことを全然していないの超良くない気がしてきた。

だって文章を書くことをやめてしまってから数ヶ月後の今現在のわたしは、東十条から高円寺に引っ越してお笑い芸人になっているのダ!ダッ!ダダッ!ぴょ~ん!

"高円寺に住んでそうで住んでなくて、お笑いやってそうでやってないのがモリィ"みたいなのが己を取り巻く人間の中で定着しつつあって、自分自身もそれがわたしのポジションだって思っていたけど、全然良くないじゃん!住みたいところに住んでやりたいことやったほうが良いに決まってる!って超当たり前のことに気が付いたので全部やることにしたってわけ。ピアスの穴も開いてそうで開いてないのが良いって誰かさんに言われた一言でずっと開けられずにいたけど、いざ開けてみたら母親のおさがりのピアスを大量に貰ったりして毎日耳が可愛い。可愛いってのは良い。この前バイトしてる野方のスナックで、ベロベロに泥酔したおじさんが「君は長澤まさみに似ていて可愛い。特に口を大きく開ける笑い方。」と褒めてくれた。口を大きく開ける笑い方史上最も褒められたのではないだろうか。その日は気分が良くなっていつもより多めに笑った。寝付きが良かった。
出演していたブステレビが終了した頃から、顔のほくろを除去したり、痩せたり、可愛くなろうとするわたしに対して他者は「どこに向かってんの?w」("笑"じゃなくて"w"が最適な表現)みたいなことを言ってきがちだ。「どこでもいーじゃん!可愛くなんの!」的な強気返答は長年言い訳人生を送ってきちゃったために当然出来ないので、長ったらしくそれっぽい言い訳してるけど、強気瞬発端的返答出来るようになりたい。

大田萌加(本名)ってタトゥーも絶対入れるんだ。わたしの人生だし、やってもやらなくても死ぬんだったら全部やって死にたいに決まってらぁ!


…ギュッとするとこんな感じの心境の変化がありました。2,3ヶ月もしたらまた気持ちが変わっちゃったりするから慌てて書き記した。生きてるからね、気持ちなんてすぐ変わっちゃうよね。


自己肯定感の低さから他人の目ばかり気にして、ブスでいるべきとか処女でいるべきとか型にはめまくって、26歳になるまで自分の人生って感覚が上手く掴めてなかった気がするけど自分の人生を始めるのに遅すぎるってことは無いし、お笑いを始めるのに遅すぎるってことも無いよね~ん!っつー話


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