部屋

部屋が汚い。ずっと昔から部屋が汚い。部屋が汚い友達の家に行く事が多々あるが、大体の友達はベッドの上は綺麗。(あれはなんでだ?)わたしはベッドの上に着ていた上着を投げ捨て、いつからか部屋に干していた洗濯物をハンガーから外して投げ捨て、重くなった掛け布団と、七年前ニトリで五万円で買ってもらったマットレスの間に滑り込む。重い。重いけど、わざと重くして安眠を誘う掛け布団とか商品化されてるし多分良い事だと思う。朝起きると服の山が全部床に落ちて、巻き込まれた掛け布団はベッドの端の方にしか残ってない。寒い。あと口の中がジャリジャリする。ストレスで歯ぎしりをしているらしい。顎関節症の顎が痛い。カラオケで大声を出した後、顎が戻らなくなったりする。でもどんなに大声を出しても声が枯れないし、まあいっか。

こんな日常を書いてる間に外が明るくなる。外が明るくなる時、汚い部屋に一人でいると なんだ結局朝まで起きてるなら夜遊びすれば良かったなって思う。十八歳までオールしたことがない超健康優等生だった反動で、夜遊びが好きすぎて夜遊びのこと“奇跡”って呼んでた時期ある。ダサい。夜遊びに価値を見出すのやめたい。やめられなさそう。考えるのやめて寝よう。これも一種の夜遊びだ。

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