キャスト紹介〜加藤巧巳〜

1現場に1加藤。困った時は加藤。なんかあったら加藤。

役のために太ってねー、ってお願いしたところ、とっても上手に太ってくれて感動しています。普通、かっこいい俳優さんって痩せるのはいいけれど太るのは戸惑うものなんだけれど。

こんなに上手にコントロールして太ってくれるって、いや本当にいい俳優さんです。


町屋要役:加藤巧巳

うーん。確か年末に彼のお芝居を見た時は、とっても細くて身軽だったのに。毎日ラーメンライスでデブ活をしてくれているそうで、俳優魂に感服。

ダメを出せば、確実に丁寧にフィックス。ふわっとした投げかけもきっちり拾って体現する俳優力。まぐれじゃなくて毎回しっかり理論積んでくる器用さがあるのに、絶対努力を惜しまないのが素敵です。

あと、稽古場にいると座敷童的な可愛さでとても和みます。好き。かわいい。



というところで、おきまりの質問を!


○実際に参加してみてどうですか?
普段俳優をやっていないからこそできる表現、とか、感覚。区民の方々から学べることがたくさんありました。
この作品は俳優を成長させるな、ともおもいました。
当たり前だけど難しい、舞台上に
「居る」ということ。
2時間も舞台上に居続けたらそりゃ嘘はつけませんよ。居るしかない。
とても勉強になりました。


通し稽古を見にきてくださったとある演出家さんが言っていたのですが、区民の皆さんと演じる未開の議場は役者にとって分が悪いお芝居なのです。

現代口語の嘘がつけないお芝居だと、必ずその人の背負ってきた人生が言葉や背中ににじみ出るんですよー。

でですね。俳優って、社会に出て会社に勤めて揉まれて、なんてこと経験してないじゃないですか。しかも今回の俳優陣はみんな20代だから、そもそもの背負ってきた人生の積み重ねが少ないじゃないですか。

俳優だけで芝居をやっているとそう気にならないのですが、やはり区民の方がいると、言葉の重みの差に気がついてしまう瞬間がありまして。ふあー、と思います。

何が言いたいかというと、北区民と演劇を作るプロジェクトって区民の方にもいい企画ですが、役者にとってもとてもいい企画なんですよっ!



○演出の大石さんの印象っていかがです?
人、というものをよく見ている、見ようとしている方だと思います。
彼自身センチメンタルな面が強いので、
弱いからこそ、強くみせたり
悲しいからこそ、ふざけてしまったり
人間の弱さに寄り添い、人間くさい表現にこだわりをもっている演出家です。


そんなことを言えてしまう加藤くんも、よく人を見ていると思いますよっ!

大石くん、確かに、時々エスパーみたいに人のことわかる時がありますもんねー。人のことよく見てるのか。うむうむ。



○お客様に一言お願いします!!

あー、くっそマジメに答えてしまった!
おもしろくない!
面白みはブログを書いている今井さんにまかせましょう。

本編は2時間も会議しますので!
理屈面白いより、感覚面白いモードで
ご覧くださいませ!
いろんな所で、いろんな人が、いろんな事をします。
伏線だったり、思いつきだったり、同時多発です。
人間突然意味のないことしたりしますよね?笑

そんなところもお楽しみに!



すまん!加藤くんが真面目だったから真面目にコメントしちゃった!

ありがとうございましたー!!



例のごとくのお写真ですが。

アー写みたいなやつ取りたいからよろしく!って言ったら、昭和のアイドルみたいなポーズしてくれたんだけどね。

ウサビッチの印象が強すぎて、せっかくのかっこいいポーズが目に入ってこないんです。ごめん・・・。


や、写真ではウサビッチに負けてしまっていますが。劇中ではもう存在感がすごいです。はー、こうきましたか!ってなること間違いなしなので、彼の一挙一動をしっかり追っていただければと思います。