人生初の「乳がん検診(要再検査)」体験記

我が家は癌を患う家族が多い家系なので、いつかは受けないとと思っていたがん検診。
しかし乳がん検診は経験者が語る「マンモ、すっごい痛い」にびびって、受けたくないなぁと思い続けていました。
しかしとうとう案内が来たので、意を決して乳がん検診を受けて来ました。

結論からいうと「耐えれる程度の痛さなのでみんな受けるといいよ!」です。

わたしは市の集団検診で予約を取っていたのですが、叔父ががんの闘病中に亡くなって、その日がお葬式になってしまいました。
普段なら来年受けるかーと思うところですが、ここで受けずにもし何かあったとしたら、叔父に申し訳ないなと思い浮かんでしまい、問い合わせたら病院での個別検診を勧められました。

予約した日に病院に行くと、待ち時間もなくすんなりマンモグラフィへ。
噂通り、おっぱいは上下左右に潰されるし、痛みもあるし、うおおおおお(語彙力を失う)といった感じでしたが、そこは百戦錬磨の技師さん、あと何回で終わる、あと何秒我慢して、と的確な指示をくれ、よく頑張ったねと褒めてまでくれて、大きなことを成し遂げた気分になりました。
でももう受けたくないよ...と気持ちが沈んだろころに「生理前は痛いから、生理後おっぱいが柔らかい時期に受けるといいよ」という、アフターフォローまで!

みんな!マンモグラフィは生理後にやるのがいいんだってさ!!!(知らなかった)

そして、何度か診てもらったことがある検診科のおじいちゃん先生に触診され、すぐに画像を見ながら「多分大丈夫だと思うけど、乳がん検診はダブルチェックしてるから、もうひとり先生が診て結果は郵送します」と言われました。
自分でチェックする方法を教えてもらって帰宅。

そして2週間後「要精検」の通知が...

マジかよ...何か大きなことを成し遂げた気分だったので、完全に気を抜いてたわ。
ということで、再検査(乳エコー)へ。
先生が画像を見て再検査の判断をするのか、診察までに待ち時間が長く、エコーの予約は午後でないと取れないとのことで、丸1日病院を行ったり来たりしました。
途中仕事をしながらも、あーゆううつ...という気分に。

乳エコー自体は20分ほどで終わります。
温かいジェルをつけて、機械をおっぱいと脇に何度も滑らせられ、ちょっと違和感はあるけど、全然痛くない。
...はずだったんだけど、わたしはまた生理前に当たってしまい、押し付けられた時ちょっとだけ痛かったです。
ただこれも、百戦錬磨の技師さんが「ちょっとここ押しますよー」「変な感じあったら言ってくださいねー」とずっと声かけしてくれるので、気持ちが穏やかに受けられました。

そして次の日、また診察予約を取って結果を聞きに。
結果は大丈夫とのこと。
2年間隔で受けるといいそうです。
でもこのくらいの痛さなら、毎年受けてもいいかなーと思いました。
ただ最初の検査からここまでに1ヶ月かかったから、長かったなという印象です。

マンモグラフィ、耐えられる程度の痛みだからみんな気軽に受けるといい!
経験者からめちゃくちゃ痛いと聞かされていたせいか、実際受けたら「痛いけど、まあそれほどでも」という気持ちになっただけかも。
下世話な話すると「下手な男に乱暴に揉まれるより少し痛い」程度です。
男なら突き飛ばして帰るレベルですけど、検診だから全然耐えれる。

あと、自分でお風呂の時にセルフチェックする方法を聞いて何度かしてみたのですが、自分のおっぱいとそこまで真剣に向き合ったことがなかったので、なんだか愛おしくなりますね。
お前、今日も健康だったな、すくすくと育てよと語りかけたくなる気持ち。
もう育たないんだけど。

\もう育たないんだけど/

というわけで、受けたことがない人はこれを機に、年に1回おっぱいと向き合ってみてはいかがでしょうか。

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