院長の田邉です^^
病院で働いていた時に「ロコモティブシンドローム」というのを時々聞いた。
ロコモ・運動器症候群、とか呼ばれ一度は耳にしたことがあると思います。
簡単に説明すると
生活習慣や加齢などの影響で、筋力低下が起きたり、関節の具合が悪くなったりして、歩いたり立ったりする能力が低下すること
これが進むと介護が必要になったり、いろいろな社会活動に制限がでますよってこと。
これは僕も大事だなぁ、と思うけど自分の身体は自分で守りましょう、と言いたい。
「この姿勢はダメ」「運動してはいけません」などと言われた経験があると思います。
でも本当にそうでしょうか?
高齢になっても元気な方もいるし、余命~~年と言われたけど生きている方もいる。人に言われたことや世間一般で言われていることを信じすぎて良いんでしょうか?と思います。
良くあることですが、関節に変形がある人はあんまり無理して動きすぎてはいけない、と言われることがあるそうです。
それなら、家の掃除や買い物、ゴミ出しなどは誰がしてくれるのでしょうか?
足を組むのは良くない。それなら、症状が無い人は足を組んでないのでしょうか?関節がこんなに柔軟なのに十分に動かしてはいけないのでしょうか?
医療では常識とされていることも身体には一致しないことが多くあります。EBM(根拠に基づいた医療)が一般的です。しかし、NBM(物語に基づいた医療)というのも、必要なんじゃないかなあと考えます。
対話を通じて病気になった理由や経緯、病気のことをどのように考えているか、いう捉え方。僕はその方が好きだなあ。
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