慢性的な腰の張り

腰や首に張り感の症状を持っている人は結構多い。気になったことを載せることとする。


・スマホ

まずはこれが原因の人がほとんど。首が前に突き出た不良姿勢による影響と、光が身体に与える影響を考える必要がある。

もちろんスマホだけでなく、タブレットやパソコンも同様。


・首の傾きなどの変化

意外と多い。普段から片側に向く習慣があったり、片方に頬杖をしている場合など様々。


・目の動き

目と首の筋肉は協調して働いている。例えば、目の動きが悪くなれば、首に影響が出るし、首の動きが悪ければ目の動きが悪くなることもある。眼球運動には様々な部位が働いているため、短い時間の中で知恵を振り絞って考える必要がある。


最近あった症例。

主な訴えは背部~首にかけての主だるさや痛み。

気になったのは目の動き、それと以前怪我をした部位。

関係なさそうだが少ない知識をすり合わせると合点が行く。検査結果でも、機能が低下している部位と症状との関連性も見えてくる。


そこで

1.以前、怪我をした部位

2.現在、症状がある部位

についてそれぞれ検査する。


1.以前、怪我をした部位

明らかに問題が残っているため治療する必要性あり。

→動きが良くなるような治療をする。


2.現在、症状がある部位

明らかな動きの制限は無し。神経筋肉テストをすると反応あり

→アクティベータで刺激


治療後、症状は軽減。目の動きも相当改善している。

おそらく、以前の怪我した部位から入力される情報が不足していた、これが原因だろうと思われた。

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