強いチームと上手いチーム
こんにちは。
みかどです。
ワールドカップが終わったと思ったら、すぐ高校サッカー選手権の季節になりましたね!
そしてあっという間に閉幕しました‥
みかどは毎年選手権を観に行くのが正月の日課なので、今年も4試合現地まで観に行きました!
そして、準決勝、決勝はテレビで観戦‥
今年も面白かったですね!神村学園に勝ち、東山にも勝った岡山学芸館の快進撃‥誰が予想したでしょうか‥
優勝した岡山学芸館と神村学園、東山はすごく対照的なチームに私には見えて、とても見応えがあったと思います。
岡山学芸館→強いチームづくり
東山、神村学園→上手いチーム、選手づくり
こんな構図で見ると、準決勝、決勝すごく楽しめたんじゃないかなと‥
強いチームづくり
岡山学芸館は強いチーム、勝つために試合を組み立ていたシーンがたくさんありました。
攻め込まれてボールを奪ったときは、FWの選手をめがけてボールを放り込むことで、自陣でのミスを極力減らす。
前線の選手がボールを持ったら、ポゼッションサッカーに変更し、人数をかけて崩しにかかっていました。
セカンドボールを回収することをどこのチームよりもこだわっていた。
セカンドボールを取りに行くことで、相手に有利な状況でボールを絶対に持たせない。
まずは、しっかり守備から入り、攻撃に入るときは必ず相手コートにボールを入れてから開始することをチームにしっかり浸透させていましたね。
しっかりチームのコンセプトを守って11人で戦う。岡山はしっかり勝てるチームを構築したと感じさせる準決勝と決勝でした。
上手いチームづくり
東山、神村学園は"選手"にフォーカスした試合運びだったなという印象でした。
自陣にボールがあっても、ショートパスやドリブルで打開しようとする時間が多かった。
自陣でボールを奪われると失点のリスクがありますが、選手の能力を信じて低い位置からゲームを組み立ていました。
リスクはありますが、そこを打開し相手陣内に侵入したあとはたくさんのチャンスが生まれていました。
チームとしての決めごとが少なく、選手のアイディアに任せていた時間帯が多かった。
即興的に選手同士で攻撃を仕掛けてきてたので、合わないこともありましたが、共有できたときはディフェンダーが全く付いて来れなくなり魅力的な攻撃になるシーンが多く見られました。
もちろん2チームとも勝ちにいってましたが、1人1人の特徴がしっかり出しに行くフットボールでした。
東山の阪田選手は右サイドでスピード溢れる突破でチャンスを演出。
神村学園大迫選手は、左利きでたくさんのチャンスに繋がるゲームメイクをし、キックも一級品。
福田選手はヘディングするようなボールも胸で収めて自分のボールにしてしまう身体能力、体幹の強さそして、ゴールへの嗅覚が特徴的な選手でした。
選手の特徴を出しながらチームづくりをしていた2チームは部活と呼ぶには申し訳ないほど美しいフットボールでしたね。
まとめ
チームとしてプレーややるべきことを共有して強いチームを作った岡山学芸館が優勝しましたね。
強いチームか上手いチームを作るべきかどちらが正しいということはありません。
色々なチームがいるからサッカーの試合も盛り上がりますしね!
ただ、強いチームづくりしたり、上手いチームづくりしたり、やっぱり強いチームづくりしたりと、ブレることだけはしてはいけないかなと思っています。
私は、指導者を始めたときから上手いチームづくりを目指しています。
ブレずに続けていきます!
みかど
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