レモンとの17年間🍋ありがとうでいっぱい
※写真は2022年1月6日のもの
レモンとの出会いは特別だった
私にとって、人生最良の日
レモンが自らの足で
玄関から入った瞬間に
この子の最期の瞬間を看取るまで
私が面倒を見ると誓った
あれから月日が流れて
今日(2024年1月16日)がその日だった
私にとって「書くこと」は
エモーショナルにならないための
緩衝材みたいなもので
そんな最期を迎えるまでの
日誌みたいなものが以下です
レモンへのラブレターは
別の機会に❤️
2024年1月4日(木)
朝からご飯を食べない
吐きたくないから食べたくないのかな
2024年1月5日(金)
今日もごはんに興味を示さない
おいしいカリカリに興味を示して、ちょっと食べたけど吐いちゃった
声を出さなくなった
電話で両親にイライラしながら話してたら、レモンが2階に行っちゃった
イライラして声を荒げて話すのを猛反省した
今年はアンガーマネジメント術を習得するつもり
じゃれあっててケンカした最後は1月3日だったかなと思ってメソメソしてる
最後の1回を大切にしたい
2024年1月6日(土)
今日もお水だけ
ちょっとフラフラしてきた
表情も真顔気味
お膝にジャンプで乗る最後の1回
もう引き戻せない状況を実感してメソメソしてる
2024年1月7日(日)
今日もお水だけ
階段の上り下りはできるけど、昨日ほど行ったり来たりしない
かなりフラフラ
真顔だけどゴロゴロはしてる
辛いのはお互い、今なんだと思う
レモンが楽になったら、メソメソして引き止めることなく送り出したいと思って、記憶を辿りながら記録し始めた
2024年1月8日(月)
状況は昨日と同じぐらい
夜に一緒に寝ることが最大の喜びだから、昨日からめちゃ早くベッドに入るようになった
2024年1月9日(火)
状況は昨日と同じぐらい
できなくなったことを悲しむのは終わりにしようと思った
フラフラしている以外は、顔つきもしっかりしてる
2024年1月10日(水)
状況は昨日と同じぐらい
お互いにとって、見たり触ったりできる物質に対しての執着を諦めていくための猶予期間なんだと思う
なるべく変わらぬ毎日を過ごしながらも、後悔のないようにお互い愛情表現してる
2024年1月11日(木)
状況は昨日と同じぐらい
辛い気持ちになるのは今までの生活が奪われてしまうと思うからで、でも「変わらないものはプルシャ以外ない」という原則に行き当たる
「ヴァイラーギャは無理に手放すことじゃなく、自然に諦められるようになること」
まさに、それに向かってるプロセス
2024年1月12日(金)
明らかにぺったんこながら、状況は昨日と同じぐらい
トイレにも行くし、階段上り下りもできる
このまま、お水だけで生きていくのでは？と思っちゃうけど、そんなことはなく終わりの準備中なんだよね
2024年1月13日(土)
トイレにも行くし階段上り下りもできるけど、スピードがさらにゆっくりになったしフラフラ度が増した
そろそろお別れの時が近いと思う
物質としての存在がなくなった後の喪失感を想像すると怖いけど、恐怖に浸らないようにしたい
2024年1月14日(日)
これが最後の1回かなって覚悟をして、それが延長されていくのは嬉しい
本当の最後を台無しにしないようにマインドフルを心がけてる
昨日の夜に宿便っぽいものを出した
お水だけで10日だから、内臓はかなり浄化されてそう
私もそうやって旅立とうと思う
2024年1月15日(月)
昨日の夜、お水を山ほど飲んだ
一転して今日はお水を飲もうとする回数も減って、あまり飲まなくなった
動作がさらにゆっくりになったし、トイレに行っても出たり出なかったり
遠い目をしてるけど、尻尾でお返事してる😭
いよいよお別れなんだと思った
物理的なレモンのいない生活を想像したとき、喪失感に浸りそうになった
慣れないとな、と思った
昨日も思ったけど、なるべく一緒にいようと思ってピッタリくっついていたらウザかったようだ笑
2024年1月16日(火)
一緒に寝ると私の寝返りでレモンが骨折するかも？？と思ってベッドを枕元に置いて就寝したが、3時か4時ぐらいにお布団に入ってきた
5時ぐらい？に、お布団に入るのが精一杯だったレモンの頭が私の足がわ(お尻が顔がわ笑)だったから、人力で向きを変えて向かい合わせに見つめあって寝た(もはや寝るつもりはない)
朝6時55分ごろ、日の出とともに旅立ちました
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