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「わからない」の中に滞在する~地球がまわる音を聴く:森美術館

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2022年の振り返り記事を書いています。
今回は、11月に行った「地球がまわる音を聴く:パンデミック以降のウェルビーイング@森美術館」展です。
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で、ユーは何しにベルばら展に…って、森美術館の展示を見に……

ベルばら展見てからだと、500円になるっていうから……(森美術館の方が主目的だったという)


さて、初めての森美術館。

現代美術でしたので、

いやぁ……わからん……、とか、

うーん、わからん!とか、

そういうのもたくさん。

(※写真を撮ったものは、わかるわからないではなく、何かに魅かれた作品です)

だがしかし、この人にはこれである必然性と切迫感があるのだよなぁ……と。

金沢寿美:新聞紙のドローイング

「わからない」の中に滞在する、というのが、さいきんとても心地いいのよね。

あと、わからんがおもろい、わからないのがおもしろい、みたいなのもある。

ヘーゼルナッツの花粉

多様性と受容の練習である。

でもきっと、わかるわぁってひともいてるんだろうなぁと。

わたしは美術館で、展示を見てるひとを見る、のも好きで、このひとはこれ好きなんだなぁ、なんか堪能してるなぁ、とか、あーいまこの作品に影響受けてるなーみたいな人を観ると、なんだかいいなぁと思うんです。

エレン・アルトフェストの作品を見るひとたち

早口なオタクの話を、意味わかんなくても聞いてるのが好き、というのも似てるかも。

「好き」は地球上において最も尊い。

そういうのも含めて、美術館に行くのがさいきんは好きです。


55階からの眺め。

六本木の街を見下ろす。神の気分。

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