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沈黙しない読書会の夜

ポテンシャルだけはあるのだ…あるのだぁ!!

そう苦し紛れに叫びたい日々を過ごしとります、みかばんさんです…皆様お疲ればっこん。

世間の皆様はGWでお休みの方が大半でしょうか…

少し前から我々地球の民はウイルスの脅威から身を守るべく窮屈な生活を余儀無くされた訳ですが、今年のGWはだいぶ緩和され行楽地に出掛ける人が目立っておりますな。

我が家も母と弟が出掛けております…秩父に芝桜を見に行ったり横須賀に菖蒲を見に行ったり…

自分は大型連休も盆暮も関係無く仕事ですのでね、出掛けられる訳が無く…恨めしそうにテレビに映る観光地の様子を眺めております。

今年夏休み取れるかなぁ…(ボソッ


去る4月18日は沈黙しない読書会でした。https://bessatsu-bunshun.com/n/n7466ba5a485e

この日は本当にね、緊張しましたね…

話を振られ、登美彦先生の前で話すと言う行為がもう…これでも配信者の端くれなんですが、なんとも。

自分の手記…読書会前日、窓口業務やりながら書いてました…やはり来客やら電話やら同僚の自慢話を相手にしながら書き進めるのはキツく、結局旅日記としてお茶を濁すしかありませんでした…

「うるせぇ!こちとら手記を書いてるだ、黙っててくれ」という凡そ仕事中とは思えない本末転倒オーラを出すも、ずかずかと侵食する同僚の自慢話には私よしかずk…みかばんさんは辟易しました。

(フンだ!なにさ!!お金の話ばっかり…ギャンブル自慢なんてギャンブル好きの同僚◯◯さんにすれば良いじゃないかプンスカ)

自分の名誉の為に言っておきますが、旅日記になったからと言って手を抜いた訳では無いのです。

創作するに事足りる時間が無かったのです。

“妄想半島”とパートさんに言われるくらい日々妄想に耽ってますので考え出したらそれこそ千の夜を飛び越えるのです…広げに広げた風呂敷を畳めるかどうかは別として。

そう言ったところで冒頭の叫び、ポテンシャルはあるんですと弁解した次第に御座いますよ。


ともあれ無事に書き終えて参加した読書会…上記にも書きました通り緊張しました。

読書会の始まる前は緊張を誤魔化す為に台所でパンナコッタを作り、始まってからは傍らに日本酒を置いていざとなったら呑んで緊張を緩和してしまえ…と。
(流石に頭の良心回路が働きまして呑みませんでした)

そんな自分にとっては早池峰山(岩手県の山、標高1917m)くらい敷居が高いところに参加させて頂きましたが、参加された方それぞれの“熱帯”を垣間見る事が出来て胸がときめきました…むせかえる熱い砂埃、月の砂漠、蒸し暑い密林を彷徨う感覚、額に浮かぶ汗と喉を冷やすコーラ…それらを味わうには充分の手記たち…いやはや感動もの…皆様凄いなぁ、爪の垢を煎じて飲ませて頂きたいので分けて下さる方がいらっしゃいましたらDMにてお願いします(おいやめろ)

また読書会開催の折にはちゃんと創作期間を設けて手記を提出したいと思います…ポテンシャルだけはあります…ハッタリかも知れませんが。


自分の手記という名の旅日記、当初書こうかどうしようか悩んだ末、時間が足りず書けなかった事をここに記しておきたいと思います。

読書会で話したように自分は勝手が分からず短期間で都合三度も京都に…やずやだって二度しか社名繰り返さないのにねぇ。

この“同じことを繰り返してしまう"現象に当時名前を付けました。

名付けて…

クドカンシンドローム(宮藤官九郎症候群)

一体コレは何かと言いますと、宮藤官九郎氏が脚本の映画やドラマで主人公や周りが何度も相手方なり国なりを訪ね過ちを繰り返すシーンがあります(謝罪の王様、舞妓haaaan!!!、木更津キャッツアイ等)

不可視の群島探しで三度目の上洛を果たし、出町柳駅隣のレンタサイクル『えむじか』で自転車を借り、鴨川のほとりで休んでた際に「やってる事がクドカンの手法みたいだな…」と。

彼の作品の如くクドいようにマンタン王国(by謝罪の王様)ならぬ京都に赴く自分にあてがわれた症状、地図やら謎解きが苦手な自分には一生ついて回るのでありましょうね。

余談なんですけど、不可視の群島探しとは別に少しだけ観光もしまして…新選組の屯所だった八木邸や壬生寺、吉田神社に哲学の道にも行って来ました。

吉田神社近くに猛毒のカエンダケに関する注意喚起の看板…滅多に見られないものですので探してみたかった…
(触るだけでも炎症を起こしますので読者諸賢の皆様に於かれましては接近接触厳禁にてお願いします)

んでもって現在読んでるのが万城目学氏の『鴨川ホルモー』…知ってたら自分もレナウン娘の舞を捧げたのにぃ〜。


さて、自分が語る事もそろそろ終わりに近付いて参りました。

読書会という今まで経験した事の無いイベントに参加出来た事、沢山の冒険者たちにお会いでき、それぞれの熱帯を垣間見る事ができて自分にとっては手に余るほどの経験値を頂戴しました。

登美彦先生の世界観にも触れられ、同じ高みに行く事は不可能に近いですが、あの世界観にまた浸ってみたいと思います。

間もなく自分はラジオのオーディションに参加するのですが、登美彦先生や読者冒険者の皆様に負けないくらい語ってやろうと思います。

また新たな熱帯が、そして謎が僕を手招きしてるので…身を委ねてみるとしますかな。

#わたしの熱帯  #森見登美彦

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