目標を決めても達成できない理由とは?
こんにちは!みかりんです。
今回は「心理分析プロファイラー」の立場から、「目標を決めても達成できない理由」についてお話します。
たくさんの人が月の初めや月の終わりに振り返りをして次の月の目標を決めます。しかし、どのくらいの人が達成できているでしょうか?ほとんどの人は70%も達成できないと言われています。せいぜい30%くらいの人が多いのです。
それにもちゃんとした理由があります。それを解説していきますね!
目標は何のため?
あなたが目標を立てたのは何のためでしょうか?まずは期日。いつのために立てたものですか?明日のため?3ヶ月後のため?半年後のため?1年後のため?10年後のため?
あなたが立てた目標は何を目的にしていますか?「目的」というのが目標を達成するための「理由」になります。目的がしっかりしていないと、「目標」は達成できません。
目標を立てる前に、目的を明確にすることが大切です。
目標と目的はよく「企業」を例に挙げられます。
企業で言うと社長が企業理念を明確にせずに「企業理念」のない会社が、売上が大事だと言って「数字の目標」を立てても、社員はいやいやノルマをこなすだけ、むしろやりたくなくなることが想像されませんか?
もし社長が「多くの家庭に快適と幸せを届ける」と言う理念を持って、たくさんの人を幸せにすると言う目的の元に、商品をより多く売り上げて欲しいと言われたら「自分の仕事が多くの人の幸せのためになるなら」と働く意欲は持ちやすいと思います。
目的を決める方法
あなたの目的を明確にすることが大事です。
もし「痩せたい」という目的を立てた時、あなたの目的は「痩せる」ではないことに気づいてください。「痩せて得られると思うもの」が本当の目的です。痩せてどうなりたいのか?どういう状態になって、どういう気持ちを味わいたいのか?
それが本当の意味での目的です。
目的になるものは、自分が欲しくて欲しくて仕方ないものです。
人はカッコつけた自分で欲しいものを選ぶ傾向にあります。無意識的に自分は「こうしていたらいい人に見られるだろう」ということを選ぼうとします。だから本当はこれがほしいと思っているけれど、それを言ったら人に嫌われるかもしれないから選んでいる可能性もあります。
太っていることも、痩せたいと思っていることも、自分の目的が叶っているから実は今はその形を選んでいるといえます。
例えば、私が務めている病院に小さな頃から同じ場所を同じことをして骨折を繰り返している人がいます。
怪我すると大変だし、やりたいことできないし、旅行にも行けなくなっちゃったし、本当に最悪ですと言いながら、その人は同じことをして骨折しているのです。それも同じ方法で同じ場所を。
これを知って、私が治療の時に声をかけたのは、「どんな時に骨折するんですか?」という言葉でした。その患者さんにとっては「大変ですね」と言われたかったんだろうなとわかっていたからです。
この人が嫌なことだとわかっていても繰り返している「骨折」は、誰から見ても嫌なことだと思うはずなのに、繰り返す。それにはきっと理由があるはずだと思ったのです。だから「どんな時に骨折するのか?」というご自身を振り返る質問をしてみたのです。
それで気づいたのは、家族で一緒に楽しもう、出かけようとした時に限って骨折をしていたのです。外に楽しむ意識が向いた時に、「自分」に注目してもらう方法として骨折を選んでいたのだとわかりました。
どんなに言葉で嫌だ嫌だと言っていても、自分が心の底で「自分に注目して欲しい」という欲求、つまり自分の欲しいものがあるから、注目が別に行く時に、「骨折」という方法しかないということを小さな頃に思い込んでいるからなのです。
この人が自分が「自分に注目して欲しい」ということを明確にしていたら、骨折しなくても注目を集める方法はあったと思いませんか?それが、無意識に「注目してもらおう」とするから、「骨折」という痛い目にあう羽目になっていたのです。
あなたが本当に欲しいものは何でしょうか?
人にはそれぞれ欲求があります。それに気づくことがとても大事になるのです。
「痩せたい」人は「自分を特別にかまって欲しい」人か、「存在を認めて欲しい」人に多いように思います。「デブ」と言われるとかまってもらった気がするとか、「ちょっと太ったんだよね」と言っては「そんなことないよ」とあなたという存在を認めて褒めてもらおうとする人もいます。
だから、あなたの欲しいものが別の形で手に入れらるようになるまでは、決して痩せることがありません。
人の求める欲求とは?
人が求める欲求は大きく分けると4つと言われています。
①わかって欲しい
②認めて欲しい
③かまって欲しい
④思い通りにしたい
人それぞれ、どの欲求が欲しいのかは異なります。しかし、この中の1つか2つは必ず欲しがります。
男性は特に②の認めて欲しい欲求が強いので、人と競争しがちで自分のやったこと、出した成果を認めて欲しい、褒めての欲しい生き物だと言われています。そして女性は①のわかって欲しい欲求が強いために、話を聞いてもらおうとする、おしゃべりが止まらないということが起こります。小さい子供は③のかまって欲しいを強く持っていると、駄々をこねてみたり、癇癪を起こしたりして、注目を集めてかまってもらおうとします。
あなた自身がどの欲求が欲しいのかわからないと、あなたの目的の本質がわからなくなります。だからこそ、自分の目的、自分の理念をしっかり掘り下げて見ることをおすすめします。
一番わかりやすい方法は、自分が相手にどんなことを言ってもらった時に最高に嬉しいのか?というのが大事になります。
例えば私はバリバリ働いていた時は承認欲求、つまり、認めて欲しい欲求が強いので、「あなたのおかげで」「ありがとう」と言われたがっていました。しかし今は、思う通り欲求が強くなりすぎて、「楽しそうだね」と言われると嬉しくなります。
私自身が何をしていても、自分の欲しい欲求がわかっているからこそ、自分が何をしたらそれが手に入るのかが明確になって、目標を決められるし、行動ができるようになるのです。
目標達成できない人の本当の理由
どんなに目標達成の技術を学んでも、結局目標達成できない人がいます。
それはそれがあなたの性格だから!
以上です。わかりやすくいうと、あなたの性格はあなたの生き方です。あなたが、「諦めグセ」を持っている性格だとしたら、達成はできません。また自分で計画を立てられなかったり、一つのことが続けられなかったりする。もしくは、頭でしっかり考えるのに行動が伴わない人とか、言い訳だけを繰り返す人、人のせいにして動けない人も、目標を達成できません。
先ほどの「骨折」と同じように、それぞれの性格で「無意識」に自分の求める欲求が得られるようになって、今の生き方を選んできているからです。
この性格形成は自分の「思い込み」がベースになっています。だからこそ、その「思い込み」の理由を知って対応しないと、どんなに理屈がわかっても、どんなにいい方法が見つかっても、元の自分に引き戻されて同じことを繰り返します。そういうように生きてしまうのです。
だからこそ、私はその手段として心理分析プロファイリングでは「あなたの性格」を明確に数値化してアプローチして、目標達成のためのカウンセリングをしています。
あなたの性格はどこかで気づかない限り、同じ成果を出し続け、自分の望む未来とは真逆の方向に進んでいってしまう可能性を秘めています。
だからこそ、どんなきっかけでもいいので、あなたの思考グセ、言葉クセ、行動くせに気づいて修正できるきっかけを持って、自分の思った未来を叶えるためにも性格を変えていく習慣を持ち続けていって欲しいと思います。
まとめ
目標が達成できない理由は3つ。
1目的が明確ではない
2自分の欲求がわかっていない
3自分の性格を把握しても変化できない
だから今こそ、自分の性格にまずは向き合って見ることをオススメします!
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