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そうだ、やっぱり小説家になろう

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自己紹介を兼ねて、私が小説家デビューするまでの状況を綴っています。 #自己紹介
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#カンボジア

小説新人賞の受賞戦略とは

最終選考で落ちた私は、選評を何度も読んだ。そしてWEBの小説コンテストの受賞ノウハウのような記事を読み漁った。 そしてわかったことがある。 最終選考まで残る小説は技術的にもストーリー的にも遜色はない。でも、その出版社や審査員の嗜好に合致していないといけないのだ。 私が選んだテーマは国際協力の現場。 舞台は内戦終結から間もないカンボジア。復興のための調査で地雷原を行く日本人女性と、ぶつかり合いながらも友情をはぐくんでいく相手国の登場人物。地雷原を抜け、誘拐やテロ、空爆に遭遇

小説新人賞の最終選考落選の知らせを受けたとき(泣)しかも2度目(号泣)

400字詰め500枚を書ききって、1次選考、2次選考を通過した作品は、最終選考に残った。 10年前に経験して以来二度目の最終選考。 本当に、長かった。 長いなんてもんじゃなかった。 仕事は続けていたので、忙しさが救いだったかもしれない。 でも、ふと、トイレに行ったとき、車で移動しているとき、寝る前……。 怒涛のように不安と期待が押し寄せる。ボロボロなメンタルを人に悟られないよう、笑顔と気合で仕事をした。 そして最終選考の日が来た。 朝から待っているのに、連絡は来ない。 ダメ