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グレー


最初にあったのはいつかわからない
多分小学中学年ぐらいだろうか
私の周りに人はたくさんいるのだ、けれど全部がグレーになる、私だけの世界になる感覚だ

その世界になると無性に悲しく、寂しく、恐怖の感覚と闘うことになる

あたりに人間がいる時もあるし、母がいたこともある、逆に誰もいないこともある、
引き金はあまり考えたことはない
プールの着替え中になることが多い気がする
あとはリビングだったり、洗面所、旅行先、車の中

スッと孤独になるのだ
世界は私だけだと言われる
周りの人たちは私が勝手に作り出した具像であり中は空っぽであると
歴史を学んでる時もこの歴史は今私がここで生きることを納得させるために作られたもののように感じることがある


急に胸が痛くなることもある
心臓が物質的に痛いのかわからない


耐えなければならない使命感と戦う

本当に世界はグレーなのだろうか
私は本当に生きているのか

ここはどこだ

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