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コンクリ打設したい

コロナ対策のため、ダムカード配布が休止されているし、自転車に乗るのも熱い。ダム部として、やってみたかったことをやってみよう。

もともと日曜大工が好きでホームセンター大好きっ子だが、ちょっとした家具づくりでは行くコーナーが限られている。コンクリートなどの基礎材料や配管材料コーナーは見てはいても、自分には縁遠いコーナーだった。

庭に、地中に埋まってて蓋をパカっと開けるタイプの散水栓があったが、粘土質で水はけの悪い庭なのですぐ排水穴が詰まって水が溜まり、ボウフラが沸いてしまっていた。いつか立水栓にしてもらおうと思っていたが、自分でできるのではないか、しかも憧れのコンクリート打設ができるのではないか。

ダムの場合

ダムにコンクリートを打設するのは、こんな感じ。
基礎を掘削して整え、コンクリートを流し込み、振動を与えるなどして締め固めるのを繰り返す。そのための最新技術や機材がどんどん開発されている。庭にダムを作るわけではないので、コンクリートを高く積み上げることはないが、ダムを作る気持ちになってやってみたい。

材料

・インスタントモルタル
・トロ船(モルタルを混ぜる容器)
・コテ
・角スコップ(大きいやつ)
・水栓
・水道用塩ビパイプとか継手とか
庭DIYではよくモルタルが使われているようだ。モルタルとコンクリートは材料が異なり、仕上げに使うのか、強度が必要な場所に使うのかという違いがあるようだが、ちょっと水栓立てるぐらい大した強度はいらないと思うし、べつに美しくしたいわけでもない。よくわからないけど、インスタントモルタルという必要な材料がすでに混ざってて水を入れるだけでOKってものを買ってきた。

下準備

モルタルを練り始めたら、すぐ固まりはじめるので、一気に作業しないといけない。事前にやれることは準備しておく。

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散水栓を掘り起こし撤去、設置する場所と水道管を敷く場所も掘り起こす。配管方法に目途をつけ、パイプをカットして仮組などしながら位置決め。

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コンクリート型枠を作る。型枠なしで土に直で行っても良さそうだが、型枠作りたさのみで作る。黄色い塗装のされた型枠用の合板は見た目かわいいと思って何かに使いたいと思っていたが、本来の用途で使うことになるとは思わなかった。

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水道管をカットするので、モルタル用の水を汲んで水を飲んでトイレもしてから、元栓を締める。
水道管を水栓に接続し、接着剤で固定。

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美容系Youtuberのように見せてと注文したが夫には伝わらなかった。
ちなみに、蛇口は散水栓のものを再利用したので、ちょっと変。

基礎

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ダムでは岩盤が露わになるまで掘り、磨くのだが、基礎を固めればいいということだろう。家の外構などの土間敷きでは、栗石というのを敷きランマーなどで転圧する。砂利をわざわざ買うのはもったいないし、気持ちの問題なので、掘り起こした土をふるいにかけて取っておいた小石を適当にしいた。転圧は適当な木でトントンしてしてみた。意味あるのかはわからん。

ついに打設

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型枠セット。モルタル流し込み準備が完了した。
土間では骨組みとして鉄筋を入れるらしいが省略。ちなみにダムには鉄筋は入らない。

モルタル、流し込むぞ!時間勝負!ということで、祭状態で写真を撮るのを忘れた。
ダムでいえば、コンクリートバケットをグイングイン稼働させるところだ。
モルタルをトロ船にあけて、ペットボトルで計量した水を投入し、角スコップでまぜ型枠に流し込んで、棒でツンツンしたり型枠をトントンしたりして空気を抜いた。

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コテでならす。せまい。

セメントは水と反応して固まるため、強度を出すには翌日水を掛ける必要があるらしいので、水道から水を出してぶっかけてみる。

完成

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型枠を外したら、できあがりー。角の立ったきれいな灰色の塊にうっとりする。
穴は埋め戻して水道管は埋めました。蛇口はそのうち変えるかもしれません。

感想

こんなちっさいサイズのコンクリートを練るのも結構大変(コンクリートではなくモルタルだけど)。おうちの駐車場サイズでも、混ぜたり転圧したりにそれなりの設備がないと難しい。ダム作るって大変だ。

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